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キネマのススメ

「まほろ駅前多田便利軒」

今日は「まほろ駅前多田便利軒」を紹介しました。

この映画「まほろ駅前多田便利軒」は、

人気作家”三浦しをん”の135回直木賞受賞作の映画化です。

作品のタイトルであり、物語の舞台となる「まほろ市」とは、

東京都町田市のこと。

この映画も、町田市の全面協力により、

市内の様々な場所でロケが行われています。

物語の主人公は、まほろ駅前で便利屋を営む、多田啓介。

町の何でも屋として仕事をこなす彼のもとに、

中学の同級生・行天春彦が転がり込んできます。

一晩だけ部屋を貸す約束だった行天でしたが、

すっかり部屋に居座ってしまい、

やがて多田の便利屋稼業を手伝い始めます。

この映画の見どころは、なんと言っても多田と行天の独特の空気感!

多田と行天を演じているのは、瑛太と松田龍平。

2人はこれが4度目の共演だそうで、

お互いに悲しい過去を持ち、ちょっとダメな人生を送っている

30代の男のたたずまいを、絶妙な掛け合いと存在感で演じています。

また、音楽を担当しているのが、「くるり」の岸田繁。

彼の音楽もまた、ゆるくかっこいい雰囲気を作り出していますよ!

観終わった後、ほんのりあたたかな気持ちが残る作品です。

ぜひ、ご覧になってみてください!

今日ご紹介した映画「まほろ駅前多田便利軒」は、

■ Denkikan で4月23日(土)からの公開です。

「まほろ駅前多田便利軒」オフィシャルサイト

http://mahoro.asmik-ace.co.jp/

 

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでもお聴きいただけます。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック

「人生万歳!」

今日紹介したのは、現在公開中の「人生万歳!」です。

この映画は、「アニーホール」などの作品で知られる巨匠、ウディ・アレンの

記念すべき監督40作目となる作品です。

このところ、ロンドンやスペインのバルセロナなど、

ヨーロッパを舞台に映画を作ってきたウディ・アレンですが、

今回は、2004年の「メリンダとメリンダ」以来、

久し振りに舞台をニューヨークにうつしています。

さてそのストーリーですが・・・、

かつてノーベル賞候補だったものの、今は冴えない物理学者のボリス。

ある夜、ボリスの家に、南部の田舎町から家出してきた娘・メロディが転がり込み、

そのまま居座ってしまいます。

2人は生活を共にするうちに惹かれあい、年の差を越えて結婚。

しかし、メロディを追って彼女の両親が相次いでやってきます・・・。

実はこの作品の脚本は、1970年代半ばに、俳優でコメディアンの

ゼロ・モステルのために書かれたものだったんですが、

モステルが亡くなってしまったことから、お蔵入りとなっていたんだそうです。

この幻の脚本を、ウディ・アレン自らがリライトし、映画化。

元が70年代の作品だけに、ずっと彼の映画を観続けてきた人には

かなり懐かしい味わいの作品となっています。

主演は、人気コメディアンのラリー・デイビッドと、

「レスラー」で注目を集めたエヴァン・レイチェル・ウッド。

“人生なんでもあり”というオリジナルのタイトルにふさわしい、

様々な恋愛が描かれています。

観終わった後、ハッピーな気持ちになれる一本ですよ!

この映画「人生万歳!」は、

■Denkikanで、現在上映中です。

「人生万歳!」オフィシャルサイト http://jinsei-banzai.com/pc/

 

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでもお聴きいただけます。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック! 

洋菓子店コアンドル

最近は女性だけじゃなく、“スイーツ男子”も登場しているようですが、

今日紹介したの、そんなスイーツ好きにぜひ見ていただきたい映画、

現在公開中の「洋菓子店コアンドル」です。

主人公は、音信不通となった恋人を追いかけて、鹿児島から上京してきた

ケーキ屋の娘、なつめ。

有名洋菓子店の「パティスリー・コアンドル」に転がり込んだ彼女は、

そこで、かつて伝説のパティシエと呼ばれ、今はスイーツ評論家となっている

十村と出会います。

ヒロインのなつめを演じるのは蒼井優、

伝説のパティシエ・十村には、江口洋介が扮しています。

監督は、「白夜行」の、深川栄洋。

人間ドラマに定評のある監督ですが、この作品でも、

小さな洋菓子店で繰り広げられる人間の心に焦点をあて、

優しく、ちょっとビターな物語を作り出しています。

しかしなんと言ってもこの映画最大の見どころは、

画面いっぱいに登場するスイーツ!

照明をあてるとケーキはどんどん溶けてしまうため、

撮影はかなり大変だったそうですが、色とりどりのケーキは宝石のように美しく、

観ているだけで幸せになれます。

映画の後には、ケーキを食べたくなること間違いなしですよ!

この映画「洋菓子店コアンドル」は、

■ Denkikanで現在上映中です。

「洋菓子店コアンドル」オフィシャルサイト http://www.coin-de-rue-movie.com/

「トゥルー・グリット」

今日は、現在公開中の「トゥルー・グリット」を紹介しました。

この作品「トゥルー・グリット」は、「ノーカントリー」で

アカデミー賞を受賞したコーエン兄弟が、

監督・脚色・製作を手がけた西部劇。

1969年の名作「勇気ある追跡」のリメイクです。

西部劇というと、男くさい世界を想像する方が多いと思いますが、

この作品はひとあじ違います!

なんとヒロインは、14歳の少女・マティ。彼女は雇い人の男に父親を殺され、

犯人に復讐するため、連邦保安官ルースターと

テキサスレンジャーのラビーフとともに、犯人追跡の過酷な旅に出ます。

このマティのキャラクターが最高なんです!

彼女は、大人が驚くほど頭の回転が速く、

負けん気と度胸が強く、しかも大胆。

西部の荒くれどもを、怖がるどころか逆にやりこめていく様子は、

かなり楽しいです。

ヒロインのマティに扮したのは、これが映画デビュー作となる

ヘイリー・スタンフェルド。

全米で行われたオーディションにより、

数千人の中から選ばれたシンデレラガールで、

強烈な存在感を見せています。

一方、マティとともに旅をする連邦保安官ルースターと、

テキサスレンジャーのラビーフを演じているのは

演技派ジェフ・ブリッジスと、人気スターのマット・デイモン。

ルースターは大酒飲み、ラビーフはプライドが高くおしゃべりで、

2人ともあまりヒーローっぽくないんですが、

ここ一番で頑張る姿には胸を打たれます。

コーエン兄弟の映画は、人によって好き嫌いが分かれることが多いんですが、

この作品は誰もが楽しめる、王道のエンターテインメント!

ぜひ、スクリーンで楽しんでください。

映画「トゥルー・グリット」は、

■ TOHOシネマズ 光の森 で現在上映中です。

「トゥルー・グリット」オフィシャルサイト http://www.truegritmovie.com

塔の上のラプンツェル

今日紹介したのは、現在公開中の「塔の上のラプンツェル」です。

この映画、ディズニー・アニメ・スタジオ50作記念作品です。

ちなみに1作目は、世界初のカラーアニメーションとして名高い「白雪姫」。

作られたのは、1937年のことです。

さて、映画のストーリーを紹介しますと・・・、驚くほど長い髪を持った

少女・ラプンツェルは、18年間ずっと、高い塔の上で暮らしていました。

実はラプンツェルの髪の毛には秘密があり、

母親が塔に閉じ込めていたんです。

ところがある日、逃亡中の大泥棒フリン・ライダーが塔に忍び込みます。

好奇心いっぱいのラプンツェルは、フリン・ライダーをガイドにして塔を脱出。

生まれてはじめて外の世界へ飛び出します。

この映画、原作はグリム童話の「ラプンツェル」です。

実はウォルト・ディズニー自身、1940年代に映画化の

企画を立てていたそうで、

60年以上の歳月を経て、ようやく映画化が実現したことになります。

映画ではこの有名なおとぎ話を、現代風にアレンジ。

ヒロインのラプンツェルは、明るく活発なキャラクターに変身。

また男性キャラクターのフリンは、ディズニー映画史上、

もっともハンサムで魅力的な男性主人公にするため、

女性スタッフによる「イケメン会議」が開かれたそうです。

その会議の成果が現れているかどうか、ぜひ注目してください。

そしてこの映画、3Dで上映されることを前提に、映像が作られています。

中でも、ラプンツェルの長い髪が様々な動きを見せる様子は、

3Dだとより一層楽しめるんだとか。ぜひ、映画館で体験してくださいね!

この映画「塔の上のラプンツェル」は、

■ TOHOシネマズ 光の森
■ TOHOシネマズ はません
■ TOHOシネマズ 宇城バリュー
■ シネプレックス熊本
■ ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで現在上映中です。

「塔の上のラプンツェル」オフィシャルサイト 

http://www.disney.co.jp/movies/tounoue/

「英国王のスピーチ」

今日紹介したのは、現在公開中の「英国王のスピーチ」。

先日行われた「第83回 アカデミー賞」で作品賞をはじめ、

監督賞、主演男優賞、脚本賞の4部門を受賞し、

今もっとも注目を集めている作品です。

主人公は、イギリス国王・ジョージ6世。現在のエリザベス女王のお父さんです。

彼は子供の頃から内向的で、しかも吃音に悩んでいたため、

大勢の前でのスピーチが大の苦手。王になる気も全くありませんでしたが、

思わぬことから王座につくことになってしまうんです!

そんなジョージ6世を陰で支えたのが、

オーストラリア出身のスピーチセラピスト、ライオネル。

吃音の原因が心の中にあると気づいた彼は、

ユニークな治療法で王の心を解きほぐしていきます。

この話、なんと実話なんです。

映画は、ライオネルが残した実際の日記をもとにしていて、

ジョージ6世とライオネルの間に生まれた固い友情を、

丁寧に描き出しています。

主人公、ジョージ6世を演じたのは、「ブリジット・ジョーンズの日記」の

コリン・ファース。

吃音に悩みながらも、強い意思と優しさを秘めた王の姿を

見事に演じていて、アカデミー賞も納得です。

そんな夫を献身的な愛情で支える王妃には、

「アリス・イン・ワンダーランド」のヘレナ・ボナム・カーター。

ジョージ6世を治療するスピーチセラピスト、ライオネルには、

「シャイン」のジェフリー・ラッシュが扮しています。

王様といえば、堂々として威厳のある人物を思い浮かべますが、

この映画で描かれているジョージ6世は、私たちと変わらない等身大の姿。

それだけに、コンプレックスを一歩一歩乗り越えていく様子は

とても感動的です。

勇気をもらえる1本!ぜひご覧下さい!

今日ご紹介した映画「英国王のスピーチ」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ 宇城バリュー
■Denkikan で現在公開中です。

「英国王のスピーチ」オフィシャルサイト http://kingsspeech.gaga.ne.jp/

~~~~~~~プレゼントのお知らせ~~~~~~~

「英国王のスピーチ」の映画チケット(1枚を)2人の方にプレゼント。

ご希望の方は、glory@fmkumamoto.jp まで

郵便番号・住所・氏名・電話番号をお書きの上、お送り下さい。

締め切りは3月9日中です、

明日10日(木)の番組内で当選者を発表します。

恋とニュースのつくり方

今日紹介したのは、現在公開中の「恋とニュースのつくり方」です。

この映画、タイトルからちょっと想像できるように、

ある女性が、さまざまなトラブルを乗り越えて、

恋と仕事の両方をつかんでいく物語です。

ヒロインのベッキーは、失業中のテレビプロデューサー。

ようやく見つけた仕事は、

テレビ局も見放す低視聴率のモーニングショーでした。

てこ入れとして、ベッキーは伝説的な報道キャスター・マイクを抜擢しますが、

プライドの高いマイクは仕事を拒否し、視聴率は下がるばかり。

ついにベッキーは上司から、

番組の打ち切りを宣告されてしまいます・・・。

この映画の脚本を書いているのは、

女性脚本家のアライン・ブロッシュ・マッケンナ。

大ヒット作「プラダを着た悪魔」で女性の心をガッチリつかんだ彼女が、

今回も、難しい上司と恋愛との間で悩みながら、不器用かつ、

たくましく突き進むヒロインの姿を描き出しています。

そんなヒロイン・ベッキーを、チャーミングに演じているのが、

「きみに読む物語」で注目の女優、レイチェル・マクアダムス。

また、プライドの高い伝説のニュースキャスター・マイクを、

ハリソン・フォード、

彼と衝突する女性キャスター・コリーンを、ダイアン・キートンが演じています。

特に番組の内容をめぐって、ハリソン・フォードとダイアン・キートンが

マシンガントークで火花を散らすシーンは、かなり笑えますよ。

仕事に恋に頑張るヒロインの姿に、元気をもらえる1本!

ちなみに、この映画のオリジナルタイトルは、「Morning Glory」といいます!

映画「恋とニュースのつくり方」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城バリュー
■シネプレックス熊本 で現在公開中です。

「恋とニュースのつくり方」オフィシャルサイト http://www.koi-news.jp/

~~~~~~~~~~お知らせ~~~~~~~~~~

ここで、「キネマのススメ」から もうひとつ”プレゼント”のお知らせです。

3月12日(土)に全国一斉公開となる映画「SP革命篇」の試写会に

10組、20人の方をご招待します。

試写会の日時は3月7日月曜日、会場は山鹿 八千代座 です。

開場午後5時半、開演は午後6時です。

今回は、監督の波多野貴文監督の舞台挨拶も予定されています。

岡田准一のアクションが評判のこのシリーズですが、

今回の「SP革命篇」はいよいよシリーズの完結篇。

なんと今回は、国会議事堂に立てこもったテロリストたちと

立ち向かう主人公・井上を見事に演じている岡田くんです。

一足はやく試写会でその勇姿を堪能してください。

ご希望の方は glory@fmkumamoto.jp まで。

今日(3月2日)の番組のエンディングまでにお送り下さい。

「SP革命篇」 この作品は、

■ TOHOシネマズ 光の森
■ TOHOシネマズ はません
■ TOHO宇城バリュー
■ シネプレックス熊本
■ ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア で3月12日公開です。

ヒア アフター

今日は現在公開中の「ヒア アフター」を紹介しました。

この作品「ヒア アフター」は、名優であり名監督の

クリント・イーストウッド監督最新作です。

タイトルの「ヒア アフター」とは、“これから”とか“来世”という意味。

このタイトル通り、生と死を正面から描き出した作品です。

登場人物は、津波にのみ込まれ、

臨死体験をしたフランス在住の女性ジャーナリスト・マリーと、

ロンドンに暮らす、双子の兄を亡くした小学生・マーカス、

そして、サンフランシスコに住む、元霊能力者のジョージ。

映画では、それぞれの土地で暮らす3人のエピソードを中心に、

大きな苦しみを抱えた彼らが、希望を見出していくまでが描かれます。

死後の世界がテーマというと、「ラブリー・ボーン」のような

ファンタジックな世界とか、

オカルトチックなものを想像するかたが多いと思うんですが、

この「ヒア アフター」はどっちでもありません。

中心となるのは、あくまでも「現在」。

死を深く見つめながら、生きる意味を問いかけていくという内容は、

多くの経験を重ねた80歳のイーストウッドだからこそ

描けるのかもしれません。

そしてもう1つの見どころが、映画の冒頭に出てくる大津波のシーン!

巨大な波が、南の島の小さな町を恐ろしい勢いでのみ込んでいく様子は、

並みのパニック映画ではかなわない迫力!

このシーンでは、CGだけでなく、リアリティを出すために大量の水を使用し、

イーストウッド自ら水中に飛び込んで撮影したそうです。

ぜひこちらにも注目してください!

映画「ヒア アフター」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城バリュー
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレアで現在公開中です。

「ヒア アフター」オフィシャルサイト http://wwws.warnerbros.co.jp/hereafter

「キック・アス」

今日紹介したのは、現在公開中の「キック・アス」です。

「スーパーマン」にはじまり、「バットマン」、「スパイダーマン」、

「X-メン」など、アメリカン・コミックを原作とした

スーパーヒーローの映画って、たくさんありますよね。

この映画「キック・アス」も、アメコミを原作にしたヒーロー物なんですが、

普通のヒーロー映画とはちょっと違います!

主人公は、ヒーローに憧れる冴えない男子高校生のデイブ。

特別なパワーもスキルも何にもないのに、

ネットで取り寄せたスーツを着て、

覆面ヒーロー「キック・アス」として活動を始めます。

ある日、彼が解決したハプニングがネットで話題になり、

「キック・アス」は全米の人気者に!

そんなデイブの前に、「ビッグ・ダディ」と「ヒット・ガール」と名乗る

親子の覆面ヒーローが現れます。

軟弱なのに、必死でスーパーヒーローになり切る

主人公・デイブの姿にも笑えますが、

なんと言ってもすごいのは、「ビッグ・ダディ」と「ヒット・ガール」の親子。

「ビッグ・ダディ」に扮しているのは、

アメコミの大ファンで知られるニコラス・ケイジ。

バットマンそっくりのスーツを身にまとい、悪への復讐に燃える、

ちょっと行き過ぎた男を熱演しています。

そんな父親の片腕となって、あらゆる武器を駆使して敵に立ち向かう少女

「ヒット・ガール」を演じているのが、クロエ・グレース・モレッツ。

アンジェリーナ・ジョリーのアクションシーンに憧れていた、という彼女、

バタフライナイフやなぎなた、二丁拳銃を自由自在に操り、

大人顔負けのスゴワザアクションを見せてくれます!

アメコミファンはもちろん、

タランティーノの映画が好きな人もニヤリとしてしまう1本!

ぜひ、スクリーンで体験してください!

今日ご紹介した映画「キック・アス」は、

■Denkikanで、現在公開中です。

「キック・アス」オフィシャルサイト http://www.kick-ass.jp

ザ・タウン

今日は、現在公開中の「ザ・タウン」を紹介しました。

映画のタイトルであり、舞台でもある「ザ・タウン」とは、

アメリカ・ボストンの北東部に位置する小さな街、

チャールズタウンのこと。

実はここは、アメリカのどこよりも銀行強盗が多発し、

強盗が親から子へ、家業のように引き継がれるという、

全米屈指の犯罪地帯なんです。

ボストンというと、あの松坂大輔が所属する

大リーグチーム「レッドソックス」や、名門・ハーバード大学など、

アメリカ有数の観光都市として知られていますが、

そんな一面があることに、まずビックリさせられます。

主人公は、「タウン」で生まれ育ち、当然のように強盗犯となった男。

この映画は、彼が、恋におちた女性と仲間との間で葛藤しながら、

新たな道を探そうとするクライム・ドラマです。

この作品で、監督・主演・共同脚本の1人3役を演じているのが、

ベン・アフレック。

「アルマゲドン」や「パール・ハーバー」などの俳優として知られる彼ですが、

1997年には、マット・デイモンとの

共同脚本「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」で

ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞の脚本賞を、

マット・デイモンとともに受賞。

さらに2007年には「ゴーン・ベイビー・ゴーン」で監督デビューを果たし、

「全米批評家協会賞 最優秀監督デビュー賞」を受賞するなど、

監督としても高い評価を受けているんです。

監督2作目となるこの作品では、なんと全米初登場1位を獲得!

犯罪にまみれた街で育った男が、愛と友情の間で揺れ動く姿を

スリリングなアクションを交えて描き、骨太な人間ドラマに仕上げています。

監督ベン・アフレックの実力を、ぜひ、スクリーンで確かめてみてください!

今日ご紹介した映画「ザ・タウン」は、

■TOHOシネマズ 光の森
■シネプレックス熊本
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本クレア で現在公開中です。

「ザ・タウン」オフィシャルサイト http://wwws.warnerbros.co.jp/thetown

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