今日は、「ゴールキーパー特集」をお届けしました。
出演は、ロアッソ熊本のGK「吉田智志」選手です。
子どもの頃あこがれていたスポーツ選手は?
中村俊介選手です。
かなり好きで、学校に行くときも友達と遊びに行く時も、
背番号を入れてもらったユニフォームを着てました。
好きな言葉は何ですか?
「日々努力」です。高校のコーチからも言われていた言葉で、
家に自分で書いた「日々努力」という紙を貼っていました。
そもそもキーパーになったきっかけは何だったのでしょうか?
きっかけは、僕の1つ上にすごく上手い先輩がいて、
その人がキーパーをしている姿がすごくかっこよくて、
僕もやってみたいなと思い、小学生5年の時にFWからGKになりました。
それからはずっとGKをしています。
ロアッソ熊本には現在4人のゴールキーパーがいますが、
他の選手と比べて吉田選手のセールスポイントは?
チームで1番足が速いことじゃないかと思います!
裏の飛び出しとか、ステップを早く踏めたりするのが
僕のストロングポイントでもあると思っています。
GKとしては身長が低い方なので、
ステップなどで補わないといけない部分もありますから。
キーパーをやっていて面白いと思うのは、どんな時でしょうか?
目立たないポジションですがボールを止めた時の喜びですね。
1番嬉しいのはやっぱり”0点”に抑えた時ですね。
特に僕が0に抑えて勝った試合は、
2-1で勝った時よりも本当に嬉しいです。2-1の時とかは、
勝ったとは言え、1点失点しているのでやはり悔しさもあります。
吉田選手が以前この番組へ去年出演された時は、
まだロアッソ入団前の高校生の時でした。
実際にプロのサッカー選手になって感じる、高校生とプロとの違いは?
高校の間は、3年間という限られた期間ですし、
ずば抜けて上手い選手というのがいなかった気がするんですが、
プロになると、年齢だけでも下は18~19歳から上は40~45歳まで居て、
サッカーに対する考え方や体の強さや技術、
精神的なものなど全然違いますね。
僕個人で言うと、僕は体が小さい分、キックやステップなどを大事にしていて、
その切り替えの早さなどは高校の頃に比べて変わったかなと思います。
高校の時は前に蹴り出すだけな事が多かったですが、
プロに入ってからは前に蹴るだけじゃダメだなと
パスを出すだけでも右足に出すのか左足に出すのか、
パス1本でも、そのスペースをいかに探すかなど、
考えてプレイしないといけない部分があって、
プロの世界は難しいなと感じています。
生まれ変わってサッカーをやるとしたら、またGKをやりたいですか?
次はFWやってもいいかなと思います(笑)
シュートを決めたら皆喜んでどっかに走っていったりしますよね?
でもGKはボールを止めても、コーナーキックが始まったり、
次のパスにつなげたり、という動きがあるので、
スーパーセーブをしても試合を止める事はありませんからね。
でも、セーブした時は特にサポーターのコールや声援が
よく聴こえるような気がします。
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以上、ロアッソ熊本の吉田智志選手のインタビューをお送りしました。
子どもの頃ファンだった中村俊介選手のレプリカを着ていたように、
自分の背番号「1」と入ったシャツを着ているサポーターがいると、
やっぱり嬉しいそうです。
今シーズンは吉田さんは残念ながらまだ出場機会に恵まれていませんが、
一緒に応援してロアッソを盛り上げていきたいと思います。
4月5日(日)はKKWINGで午後1時からコンサドーレ札幌戦です。
ロアッソ熊本 HP http://roasso-k.com/index.htm