今日は「全日本学生バスケットボール選手権」へ5年ぶり7度目の
出場が決まった、九州東海大学男子バスケットボール部を紹介しました。
「全日本学生バスケットボール選手権」は、
11月26日から東京の代々木第二体育館で行われる、
大学生のチームの全国大会で、各地域大会を勝ち上がった
32チームが出場します。
九州からは九州バスケットボールリーグの優勝校 福岡大学(6勝2敗)、
準優勝の鹿屋体育大学(5勝3敗)、
そして3位の九州東海大学(5勝3敗)が代表に決まっています。
九州東海大学の出場は5年ぶりなんですが、
その間、熊本のチーム自体に出場の機会がなかったので、
熊本としても5年ぶりの全国大会への出場ということで期待がかかります。
今日はバスケ部のウォン・ビョンソン部長と横田祐樹キャプテンに
電話で話をうかがいました。
(左 横田祐樹キャプテン 右 ウォン・ビョンソン部長)
ウォンさんは実はU-24日本代表コーチも務めていらっしゃって、
今年4月に九州東海大学バスケ部の部長に就任されましたが、
その時に「5年ぶりの出場を目指す」とおっしゃって実現されましたね。
就任当初のチームはどんな印象だったんでしょうか?
「学生達を最初集合させてみた時に、良い学生が多いなと思いました。
実力はまだまだのチームだったので意識改革から始めましょうという事で
基本的なことからやっていきました。挨拶や礼儀などですね。
学生たちが積極的に取り組んでくれたので、
うまくいったのではないかと思います。」
Q 現在はどんなチームになりましたか?
「学生にとってはきつい練習だと思うが頑張っています。
個人練習も頑張ってくれて。良いチームになっていくと思います。
一生懸命試合に取り組んで、精神的にも強くなっています。
これからのチームではないかなと思っています。」
Q どんな風に戦っていきますか?
「九州東海大学のチームカラーをしっかりだして、
守りも攻撃もしっかり行いたいと思います!」
続いて横田祐樹キャプテンにお話をうかがいました。
Q 日本代表チームのコーチの指導を受けている訳ですが、
練習内容とか厳しいんですか?
「相当厳しいです。ですが、部長はバスケットだけでなく、
人として大切な面も教えてくれます。
フィジカル面でもチームの力が上がってるとは思いますが、
やはりメンタル面がだいぶ変わりました。落ち着きが出てきました。」
Q 九州東海大学は、チームの平均身長があまり高くないそうですね?
それでも勝ちあがれたというところが、また魅力だと思いますが、
どんな特徴のチームですか?
1番高い選手で187cmなので低い方ですね。
九州大会では72点以下におさえて速攻で攻めるというスタイルで戦いました。
Q ちなみに九州東海大学は、来年から北海道東海大学、
関東の東海大学と三大学が統合されますよね。
関東の東海大学は昨年のこの大会の優勝校でもある強豪チームですが、
刺激を受けたりしますか?
だいぶ意識しています!部長が来た事でどんどん強くなってきているので、
今後後輩たちがどんどん勝っていってくれるんじゃないかと期待しています!
Q 最後に今回の出場に向けて意気込みを聞かせてください。
5年ぶりの大会という事で、今回自分達4年生もはじめてなんで
落ち着いて、部長のバスケットボールを実現させ、
1回戦は必勝、2回戦も突破したいと思っています。
九州東海大学の1回戦は
11月26日午前10時20分から早稲田大学と対戦します。