« スタッフからのメッセージ | メインページ | アーカイブ | 魔法のことば »

マツザキ・レコード

2月17日のマツザキ・レコードは

今日は、

愛はきらめきの中に /  ザ・ビージーズ を紹介しました。

以前は、名曲「ステイン・アライブ」をお届けしましたよね!

押しも押されぬ ディスコナンバーなんですが、

実は正直な話、私・・・ビージーズはやっぱり「若葉のころ」 みたいな、

何気ない淡々とした曲の中にさりげなく入るコーラスの上手さとか、

美しいメロディの出来具合とか、そういったスローの中にこそ

真骨頂があるのではと 思っております。

中学生のころに、出会ったディスコのビージーズと

ハーモニックなビージーズと、

中々頭の中で一緒にならなかったですね・・・

同じグループと思えなかったんですね!

グループとして40年の歴史がありますから、

いろんな曲があって当然なんですが、 世代によって、

どの時代が好きかも大きく変わる、そんなアーティストですよね!

今日お届けした”愛はきらめきの中に”、

優しく語り掛けるように歌う感じは、

ディスコで踊った後にクールダウンするかのごとく、

先日のバレンタインという祭りの後で、上手く話がまとまった皆さんには、

とても心地よく聞こえるんではないでしょうか!?

そうでない方にもそれなりに、ビージーズは語りかけてくれます…!?

2月10日のマツザキ・レコードは

今日は、

ザ・ボトル /  ギル・スコット・ヘロン を紹介しました。

今日紹介したのは、

「ジャズ・ファンク・詩人」と呼ばれるギル・スコット・ヘロンです。

彼は1949年4月1日にシカゴで生まれました。

10歳の時にピアノを買ってもらったギルは、

ほとんど独学で勉強し、家計を助けるためにパーティーなどで

演奏をするようになります。

しかし、ペンシルバニアのリンカーン大学に進んだ彼は

文学に熱中するようになり、二年生の時に一年間休学し、

処女小説「禿げ鷹」を書き上げました。

続いて、彼は大学にもどると処女詩集を書き、

1970年には両方が出版されました。

つまり、最初は詩人としてデビューするんです。

「ポエトリー・リーディング」というのをご存知ですか?

アメリカでは、アートを形成する重要な文化の一つとして認知されています。

口に出して読むことを重視しているため、

詩を朗読したCDやカセットも数多く販売されていて、

詩人自らがポエトリー・リーダーとして舞台に立つのが当たり前にも

なっています。彼はまず詩の朗読で注目される存在になるんです。

その後、彼はあるピアニストとの出会いから、

その詩を曲にのせて歌うようになります。

音楽業界にも認知され始めた彼は、ボブ・ディランのような詩を書き、

スティービー・ワンダーのようにソウルフルに歌う、

新しい時代の黒人アーティストとして売り出されることになります。

残念なことに、ギルのアルバムの日本版はほとんど出ていません。

そのため、彼の曲の歌詞は自分で訳すしかありません。

とはいえ、彼の曲は歌詞が理解できなくても充分楽しめると思いますよ♪

2月3日のマツザキ・レコードは

今日は、

ヘイ・ゼア・ロンリーガール /  エディ・ホールマン

を紹介しました。

十代の頃にニューヨークに移ってきてブロードウェイのミュージカルで

キャリアをスタート させたエディ・ホールマンは、

フィラデルフィアに移ってシンガーとして大成功しました。

今日お届けした「ヘイ・ゼア・ロンリー・ガール」は、60年代前半に活躍した

ルビー・アンド・ザ・ロマンティックスのカヴァーですが、

彼の透き通るような甘い裏声とアレンジで、

彼の曲のほうが有名かもしれません。

その裏声で‘60年代から’70年代にかけてかなりの人気を集めました。

日本ではあの山下達郎さんが、“結構お好き”という話ですね。

実際、ライヴ版で彼の曲をカヴァーするほど。

彼の音のイメージは重めのリズムに都会的な雰囲気、

そして甘い裏声・・・

はまると抜け出せなくなりそうです。。。

特にこの曲はオーケストラと組んでいて、さらに上品な感じも加わって

中々のモノです。

1月27日(火)のマツザキ・レコードは

今日は、

イット・マスト・ビー・ラブ /  アルトン・マクレイン&デスティニー

を紹介しました。

これは文句なし大定番のディスコ・クラシックと言えるでしょうね。

今でも聞くと、週末はディスコに・・・なんて思っちゃいます。

アルトン・マクレイン&デスティニーはカリフォルニア出身の

女性3人組グループで、79年にデビューして、

すぐに日本でも人気が出て、

僕らの時代まで永くフロアで流れていたと思います。

全体のイメージとしては「ベスト・オブ・マイ・ラブ」で有名なエモーションズを

イメージしたような雰囲気と曲調に、

ダイアナ・ロスのようなヴォーカルの組み合わせが、

おいしいとこ取りって感じで、なんとも特徴的ですね。

残念ながら人気が下降するのも早く、

たった3年、3枚のアルバムで解散してしまいました…。

1月20日(火)のマツザキ・レコードは…

今日は、

インサイド・アウト /  オデッセイ   を紹介しました。

オデッセイは、コネチカット州出身のディスコ・ヴォーカル・トリオで、

元々はザ・ロペス・シスターズという女性3人組でした。

その時のメンバーは リリアン、ルイーズ、カルメンの3人姉妹でしたが、

68年にカルメンが脱退し、 代わりに男性のトニー・レイノルズが入って、

オデッセイとして新たに出発しました。

最盛期の70年代後半には、「ネイティヴ・ニューヨーカー」や

「ウィークエンド・ ラヴァー」 といったディスコ・ヒットを放ち、

全米チャートのみならず、 イギリスでもかなりの人気を獲得しました。

81年の「ゴーイング・バック・ツウ・マイ・ルーツ」あたりがピークでしょうか?

今日紹介した「インサイド・アウト」 は、

全盛期をやや過ぎた82年にリリースされた

ダンス・コンテンポラリー・ナンバーです。

ふんわりとしたグルーヴ感に、彼女たちの得意とするカリビアンなスタイル。

夕闇にドライブしながら聞きたくなるそんなアーバンな曲ですね。

残念ながらその後グループは解散してしまっていますが、

いまだに人気のあるダンス・クラシックです♪

1月13日(火)のマツザキ・レコードは

今日は、

ハッスル・ジェット /  Dr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレス

を紹介しました。

70年代から80年代にかけての「ディスコブーム」。

アメリカで始まり、ヨーロッパ、

もちろん日本でも一大ブームを巻き起こしました。

これは、何度もこのコーナーで 紹介してますし、

十分承知の方も多いでしょう。

そんな中、ここ日本でも沢山のディスコソングが発表されています。

そのスタイルは、カヴァー、いや、オマージュかな!?

ものによってはサンプリングなんてのも、あるかもしれませんね。

二番煎じとはいえ、結構な優秀作品も多いと思います。

そういえば、日本人の得意技って外国のものを、

オリジナル以上にクオリティを上げて、

ジャパンオリジナルにする事でしたよね。

今日お届けしたのは、実は日本人が作ったディスコソングです。

タイトルは「ハッスル・ジェット」。そのタイトルからわかるように、

ヴァン・マッコイの 「ハッスル」から来てるんでしょうかね?

この曲、ジャック・ダイヤモンド作曲になってますが、

これが実は筒美京平氏のペンネーム。

ということで、Dr. ドラゴン&オリエンタル・エクスプレスというバンドは、

筒美京平氏が仕掛けたユニットだったんですね!

どことなく、日本人に会うように歌謡曲の匂いも少し香るところが、

言わせませんね! 

1月6日(火)のマツザキ・レコードは

今日は、

恋はメキ・メキ / トム・ジョーンズ を紹介しました。

ファンクのミュージシャンも沢山いますが、

今日紹介した「ソウル・ドリフター」、 彼らも相当ファンキーです♪

今日OAした曲は、構成的にはひたすら単調で、

ギターはひたすらカッティング、

ドラムはひたすらノリでドカスカとパワー全開!

そして「思いつき」じゃないかと思えるような

ホーンセクションのキメが入るという、

3分足らずのセッション的な曲なんですが、これが絶妙のグルーヴで、

これぞファンク!って感じに仕上がってます。

技術的にも録音レベルいっぱいいっぱいな感じが、

力強くていいですよ~♪

12月30日(火)のマツザキ・レコードは

今日は、

恋はメキ・メキ / トム・ジョーンズ を紹介しました。

ダイナミックでソウルフルな歌唱で人気を得たボーカリストで、

熊本にも来たことがある彼。

代表曲は「よくあることさ」「ラブ・ミー・トゥナイト」、

「思い出のグリーングラス」など数多く、現在でもTVやCMのBGMとして

使われていますよね。

ラスベガスのショーを数多くこなし人気を集めた他、

「007サンダーボール作戦」の主題歌も歌っています。

1996年にはティム・バートンが監督した映画「マーズ・アタック」に

本人の役で出演しました。

何を歌っても力いっぱいソウルフルな歌声が彼の特徴でしょうね♪

現在68歳ですが、バリバリの現役で、CD製作やライブと

精力的にこなしています。

12月23日(火)のマツザキ・レコードは

今日は、

Santa Claus is coming to town / Jackson 5  

この方の才能は、、、ホント大人になっても色あせませんね。

ただ、子供の頃の声を聞くと、大人の今の声を聞く以上に、

才能を感じちゃいます。

可愛らしくも切ないソウル・ヴォイス・・・、そしてグルーヴ感、

とにかく魅力あふれるマイケル・ジャクソン君のヴォーカルには感動します。

ジャクソン・ファミリーのの5人兄弟は、69年の「帰ってほしいの」以降

4曲連続で全米No.1ヒット曲を放ち、

一気にソウル界のスター・グループとなります。

その後、特出したマイケルの才能と活躍は、言うまでもありませんね。

今日紹介したのは1970年のリリースですが、

リリース時の正確な年齢は、

ジャッキー19歳、ティト17歳、ジャーメイン15歳、

マローン13歳、マイケル12歳です。

リードボーカルはマイケルが中心で、次にジャーメイン。

クリスマスの曲も沢山ありますが、

やはりこの曲の勢い、とてもいい感じですよね~♪

12月16日(火)のマツザキ・レコードは

今日は、

サンシャイン・デイ  /  オシビサ

を紹介しました。70年代初頭のイギリスで、ガーナ出身の

テディー・オセイによって結成された アフロ・ファンク・バンドです。

彼を中心にメンバーは多少入替わりがあるものの、

現在まで続いているバンドです。

今日、お届けした「サンシャイン・デイ」は76年に大ヒットした曲です。

少し前にマット・ビアンコがカバーして結構売れたので、

曲はご存知の方も 多いと思います。

音楽的にはアフリカンはもちろん、ラテン・カリブと、幅広い音楽性で、

ダンスにもってこいの曲を沢山排出してまして、

その後のアフリカンミュージシャンに 大きな影響を与えています。

彼らは自分たちのことを「アフロ・ロック」と呼んでいるようです。

ディスコ界でもラテン・アフリカジャンルでは、

よく、E・W&Fと比較されたりしますが、

どっちが良いとは言いがたいですね!

アースは音楽はもちろんパフォーマンスが最高ですし、

オシビサの少し泥臭いところも 本物の匂いがして中々いいですし・・・

まぁ、それぞれの良さがありますからね。

<前へ 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17