今日は、14日(日)にロアッソ熊本がアウェー戦を迎える、
ヴァンフォーレ甲府の名前のヒミツに迫りました。
ご出演は、株式会社 ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブの
広報担当 瀬島啓二さんです。
ヴァンフォーレ甲府は、山梨県甲府市に、
1965年(甲府サッカークラブとして)に発足しました。
ホームスタジアムは「小瀬スポーツ公園陸上競技場」。
クラブ沿革:1965年、甲府一高OBによる鶴城クラブが
全国社会人大会出場権を獲得したのを機に、
県内の他高校出身者も加えて結成されたのが甲府クラブです。
JSL2部発足の際には、オリジナルメンバーとして参加。
クラブチームとして財政難、選手補強の困難はありましたが、
全国規模のリーグで健闘し、
1995年から「ヴァンフォーレ甲府」と改称しました。
また1999年から開始されたJリーグ1、2部制に伴い
1997年末にJリーグ2部参加が決定。
1998 年JFL最後の年を過去最高成績の4位で締めくくり、
1999年からJ2の舞台で奮闘、2000年末のクラブ存続の危機を乗り越え、
2005年、柏レイソルとのJ1・J2入れ替え戦を2-1、6-2で制し、
悲願のJ1昇格を果たす。
2006年からJ1の舞台で躍動し、1年目は15位で残留。
2007年は惜しくも17位でJ2へ降格してしまいますが、
2008からJ1復帰を目指して健闘しています。
「ヴァンフォーレ甲府」のチームの由来について教えて下さい。
山梨県と言えば、甲斐の国の誇り・シンボルであり、
強さの象徴でもある戦国時代の武将「武田信玄」にちなんだ名前にしようと、
その武田信玄の旗印である「風林火山」を基にしています。
フランス語で風は「VENT(ヴェント)」、林は「FORET(フォレット)」。
これをつなげれば「ヴェント・フォレット」、
語調を整えて「ヴァンフォーレ」となりました。
「ヴァンフォーレ甲府」のチームの特色、中心選手は!?
大木武前監督(現日本代表コーチ)時代から築き上げてきた
「アタッキングサッカー」がヴァンフォーレ甲府のサッカーの特色です。
攻守の切り替えが早く、タッチアンドムーブで必然的に
流動性が求められるサッカーです。
そのサッカーを体現する中心選手と言えば、在籍9年目の藤田健選手です。
長年背番号「10」を背負う藤田選手は、甲府のサッカーを熟知し、
高い技術とスタミナでゲームをコントロールし、チームを牽引します。
また、ヴァンフォーレ甲府は県民に愛される地域密着の
育成型クラブを目指しています。
そのために、選手が年間100回を超える地域イベントに参加しています。
その結果Jリーグのアンケートでは、
観戦動機として「クラブが地域貢献しているから」と答えた方が一番多いという
結果が出ています。
しかし、これに満足することなく、さらに地域貢献していきたいと思います。
熊本からアウェー観戦に行くサポーターへオススメを教えて下さい。
ヴァンフォーレ甲府のホームゲームでは、
ホームスタジアムである小瀬スポーツ公園陸上競技場の
メインスタンド側の場外に「ヴァンフォーレパーク」を開園しています。
そこでは、バラエティに富んだ様々な小瀬グルメを用意する「フードエリア」、
ヴァンフォーレグッズなどを販売する「物販エリア」、
キックターゲットやランダムターゲット、ピッコロパークで遊べる
「ボールエリア」を展開しています。サッカーの試合観戦はもちろんのことですが、
早く会場に来られた方にも楽しんでいただけるようなブースを用意しています。
それでは最後に、14日(日)小瀬で行われる甲府対熊本戦、
熊本の皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。
ヴァンフォーレ甲府 HP http://www.ventforet.co.jp/