河内漁業協同組合 「塩屋のり」
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あらゆるジャンルの“注目の人”にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
今日は、日本画家・絵描きの山下孝治さんがゲストです。
お名前:山下孝治(やましたたかはる)
所属・肩書:日本画家・絵描き
Q②プロフィールを教えて下さい。
1974年(昭和49)山都町(旧矢部町)生まれ
1993年熊本県立第二高等学校美術科卒業
1994年愛知県立美術大学美術学部日本画専攻入学
2000年同大学大学院卒業
Q③熊本県立第二高等学校美術科のご出身ですが、
絵を描き始められたきっかけなど教えて下さい。
小さい頃から絵を描くのは好きだったと思いますが、
どちらかというと褒められることで描いていたと思います。
しかし、保育園や小学校の頃はサンタクロースや
孫悟空などを納得のいくまで何回も描いていたという
記憶はあります。
小学校4年生の頃に自分は絵を描くことに
携わるのではないかと思いました。
Q④愛知県立芸術大学で日本画を専攻されたそうですが、
日本画を選ばれたきっかけ、理由などを教えて下さい。
油絵がやりたくて美術科に進みましたが、
結局3年生の頃に挫折し他の表現で大学受験を考えた時に
同じ平面の日本画という専攻があると知り選びました。
受験内容の鉛筆デッサンも自分に合っていたからだと思います。
Q⑤山下さんが思われる日本画の魅力、
また難しいところはどんな所でしょうか?
岩絵具の美しさは誰が見ても美しいという魅力を
感じる所だと思います。
ただ、素材自体が天然のものが多かったり、
絵具の粒子の大きさの違いによって扱いも変わってきたりと、
制作する上での修練の必要なものが多いのは
難しいところだと思います。
Q⑥これまで主にどんなモチーフを作品に描かれていますか?
人物を主に描いていますが、風景・花・静物。
興味の持てたものは何でも描いてきました。
人物では、美人画のようなものから近頃は宮澤賢治の世界観を
テーマに描いたものもあります。(これは今も継続中です)。
今回はmuzorasicaの世界を描きました。
Q⑦近々行われる個展について概要を教えて下さい。
9月24日~30日、鶴屋百貨店にて
「山下孝治日本画展~muzorasica」を開催致します。
問い合わせ先は鶴屋百貨店まで。
Q⑧熊本での個展はいつ以来でしょうか?
前回と比べて今回はどのような作品が展示される予定でしょうか?
前回、2010年の第一回目の鶴屋での個展以来4年ぶりです。
前回は熊本の風景をメインに展示をしましたが、
今回はようやく巡りついた自分なりの人物表現のテーマ
「muzorasica(ムゾラシカ)」をメインに制作致しました。
Q⑨熊本開催ならではの特色ある作品があれば、
いくつかご紹介下さい。
Muzorasicaを表現していく上で今回の熊本では
熊本の郷土玩具、お化けの金太やキジ馬を
取り入れた作品を描きました。加藤清正を取り入れた
「キヨマサちゃん」は特に気に入っています。
その他、熊本城や水前寺公園、阿蘇の風景なども勿論描いています。
Q⑩熊本での開催について思いをお聞かせ下さい。
普段、熊本はもとより九州での展示がほとんど無いので、
両親や友人、幼い頃お世話になった方達に
今の自分を見せられる、またとない機会ですので
とても嬉しく思っていますし、特に両親にはこういう形でしか
恩返し、親孝行が出来ずにいるので嬉しいです。
Q⑪山下さんの情報が分かる公開可能な連絡先、
ホームページ等があれば教えて下さい。
HP http://www.takaharu.org
Facebook,mixiも本名で公開しているので、
検索してもらえると見つかると思います。
「岩絵の具の原料とニカワ」