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アートなくらし

「写心伝心」門永欣也さん

今日は、九州の写真屋さんが制作した写真の魅力を発信する

フリーペーパー「九州発信フォトカードブック 写心伝心」を紹介しました。

ご出演は、制作の中心となった八代市にある「カメラのかどなが」の

門永欣也さんです。

“カメラのかどなが”の業務内容、またカメラマンとしての門永さんの

主なお仕事内容を教えてください。

いわゆる町のカメラ屋さんです。

カメラ機器の販売、フィルムの現像、プリント(もちろんデジタルも)&写真教室

うちは今でもフィルムのお客様達がかなり多いです。

それと店の近くにスタジオが別にありますので色んな記念写真を撮影しています。

あと福岡で17年ほど広告の写真を撮影して参りましたもので

(現在も福岡に事務所あり)今でも毎週、撮影で行き来しております。

(主にパンフレット、リーフレット、ポスターなど

広告代理店からがメインの仕事です。)

「九州発信フォトカードブック 写心伝心」について教えてください。

いわゆる九州のカメラ店さん6店舗にご協力頂いて

写心を紙に残すという事の大切さ、写心の素晴らしさ、

写心はセラピー(癒しである)ことを現在まだ写心に

あまり興味ない方にも是非!と思いまして作りました。

門永さんがこの「写心伝心」に携わることになったきっかけは?

私自身、父の死をきっかけに、福岡から熊本に帰ることにし、

父の遺品の中にあった写真を1枚1枚をめくるごとに感じた「父の愛情」、

本人は写真に写っていないのに、その写真を撮った父の存在を感じたんです。

まさに家族写真だと思います。

どうしてこの感じを今味わうことができるかと考えた時に、

これは”現像してアルバムとして残っていたからだな”と思ったんです。

ぜひ皆に伝えて残していきたいと思いました。

この想いは広告代理店の仕事をしていただけでは気付かなかったと思うんです。

例えば、生徒さんたちが撮ってくる写真でも、36枚のフィルムの中で

途中で「あれっここは気合入ってないな」とか「ここ気合入ってるな~!」、

「焦って撮ったのかな」「感動して撮ったんだろうな」と分かる時があるんです。

いろんな気持ちが写ってますよね。

今後どのような活動を予定されていますか?

今日から「2010 光と影の出会い 写真展」を行います。

うちのお客様38人の作品、全ての作品がフィルム(リバーサルフィルム)です。

場所は八代市立博物館、期間は7月11日?まで行っています。

わたしのお店にご連絡下さい。

「写心伝心」に関するお問い合わせ先を教えてください。

あと写心伝心のブログもございますのでそちらでも!  

カメラのかどなが 八代市本町3-3-16  電話0965-34-2902

「カメラのかどなが」のブログ
http://camera-kadonaga.com/

「写心伝心project」のブログ
http://ameblo.jp/shashindenshin/

はじめギャラリー&カフェ

今日は熊本市錦ヶ丘にある「はじめギャラリー&カフェ」を紹介しました。

ご出演は、はじめギャラリー&カフェの大森麻さんです。

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「はじめ」という名前にはどんな意味が込められているんですか?

社長の「大森」の「大」から”はじめ”としました。

ギャラリーをオープンされた時期、きっかけを教えてください。

2005年の12月に連空間デザイン研究所の2階にオープンしました。

熊本で本業の建築の仕事を30数年続ける中で、

「熊本の上質でここちいい環境づくり」をコンセプトに

もっとお客様に近い立場で、暮らしを楽しく豊かにしたいという思いではじめました。

ギャラリーの概要を教えてください。

企画展は年10回程度開催しています。

今年は輪島・赤木明登さんの漆展、長崎・子供の本の童話館さんの絵本展、

熊本・高野紘子さんのグラフィック展、

鹿児島・しょうぶ学園さんの刺繍とクラフト展、

熊本・江籠正樹さんの木の人形と木の小物展を開催しました。

作家ものの展示会だけではなく、もっとはば広く、

生活に役立つ情報を発信することを心がけています。

企画展開催中以外は、全国のクラフト作家の陶器・木工・漆・布・ガラス作品を

展示販売しております。

作品を見るだけでなく、自分でも教室やセミナーを開いたりできるそうですね。

ギャラリーの展示室とキッチンスペースをお貸ししています。

展示室は10畳くらい、

一面がテラスに面していて緑が見える気持ちのいい場所です。

クラフト作品の展示会や、教室の発表会、

セミナーなどにつかわれる方が多いです。

キッチンは広くはないのですが、木の作業台で眺めもよく、

8名くらいまでのお料理教室につかえます。

カフェについて利用方法、メニューの特長など教えてください。

はじめギャラリーのカフェは、最初に600円をお支払いいただいて、

石をお渡しし(お支払い済みの印です)

その後はご自由にお使いいただくセルフスタイルのカフェです。

ご自分の書斎のような感覚で、ゆったりと時間を気にせず過ごしていただけます。

メニューは、カフェラテ、ジュース、無農薬栽培の紅茶など11種類。

お菓子は、アンジェ・ミチコさんのお菓子など、

全国のおいしいお菓子をお取り寄せしていて常時10種類くらい用意しており、

お飲み物・お菓子をご自由にご利用できます。

ごはん倶楽部について教えてください。

ギャラリーにキッチンをつくり、今年の4月からお料理教室を開催しています。

ギャラリーをオープンするときの、

生活を豊かにする情報を発信したいという気持ちが数年経つことでしぜんと、

生活の中の重要な部分、「食」へと目を向けるようになりました。

ごはん倶楽部は毎日のごはんを楽しく豊かにする情報を持った方々を紹介し、

普段の生活に役立てていただく橋渡しになればという思いで立ち上げました。

現在、月に1~2回、郷土料理などの料理教室を開催していて、

参加のお申し込みもたくさんいただき、おかげ様で好評です。

おいしいお料理をご用意してパーティーなども開催しようかと計画中です。

今後企画されている作品展、イベントなどの告知をお願いします。

7月のイベントは、1日(木)~5日(月)はアロハシャツとかんざし展、

9日(金)~25日(日)は連空間デザイン研究所主催の、

第3回「わたしたちの個展」です。

9月は奈良・丁子恵美さんのカラフルなガラス展

11~12月は横島庄司さんの絵画展を予定しております。

~~~~~アクセス方法~~~~~

場所は熊本市錦ヶ丘17-5 こちらの建物の2階にあります。

営業時間は11時-18時

水曜定休

電話番号096-365-0363

HP http://www.ren-you.jp/

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RACICU「杉村清香」さん

今日は、染色家、そしてオリジナルT-シャツブランドRACICUを

手掛ける杉村清香さんがゲスト。

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杉村さんは、オリジナルデザインT-シャツを

シルクスクリーン(手刷り)手描き、染色で制作されています。

作品づくりをはじめたきっかけは何ですか?

短大生の頃にバンド活動をしていて、バンドのオリジナルT-シャツ製作の

依頼を受けた際、染色の実習科目で受けたシルクスクリーン応用して

製作した事が作品づくりのきっかけです。

「オリジナルT-シャツブランド RACICU」について教えてください。

2001年に「自分らしく」をテーマに製作活動をはじめました。

「こんなT-シャツがあったらいいな」とワクワクしながら

製作に没頭させていただいてます。「自分らしく」をテーマとしているので、

年々変化していく私自身がT-シャツにストレートに現れていると思います。

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作品をつくるときのモチーフや制作するときに大事にしていることなどありますか?

私が住んでいる”戸馳”は「花」と「漁業」の町です。

モチーフは、常に日常の中から探し求めていて、ビビっときたものの

残像をもとに浮かんでくるイメージを描きとめて構想に移ります。

制作するときに大事にしていることは、「自分らしく」です。

丁寧な仕事を常に心がけてますが、機械製品の様に

型どうりにきちんとはみ出すことなく刷りあげても面白くありません。

自分の手を使う仕事ですのでいろんな表情のある仕上がりになった時は

嬉しさが込み上げてきます。つまり「自分らしく」ですね。

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今後の活動予定について教えてください?

今後は、自分の染めた布でお洋服やオブジェなどの立体作品にも

チャレンジしてみたいと思ってます。

個展のお知らせや作品などはこちらのHPをご覧ください。

http://www.racicu.com                                                                                                                       

荒尾市「万田坑ステーション」

今日は、荒尾市の「旧万田坑」の保存にまつわる調査をされた

津村泰範さんにお話をうかがいました。

津村泰範さんは、株式会社 文化財保存計画協会 主任研究員

建築家(主に歴史のある建物やその周辺環境を

対象とした調査・研究・設計・工事監理をされています。

今回、「万田坑」の保存・修理にかかわる調査をされたそうですね?

そうですね、正しくは「万田坑」は、現役の炭坑ではないので、

「万田坑跡」もしくは「旧万田坑」となるんですが、

現場に入り、まずは測量から始まり、全体の錆を調べたり、

足場を組んでまたさらに一つ一つを細かく調査し、

実際にどう修理をしていくかという計画を立て行いました。

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「万田坑」の建築物としての特色はどんなところですか?

残念ながら揚炭をしていた第一竪坑周辺のシステムは失われていますが、

部分的に残っている建物群は、日本の近代化に大きな役割を果たした

三池炭鉱に現存する明治・大正期における最大級の施設であり、

当時の優れた炭鉱の技術を伝えています。

当時最先端の技術の結晶を垣間見ることができます。

中でも、第二竪坑櫓は、地盤面から200mより深く掘られた

第二竪坑の真上に建てられた高さ約19mの鋼製の櫓で、

とてもシンボリックです。ケージと呼ばれる人が載るカゴを

大きな滑車で吊るして竪坑を昇降させる役割を持っています。

明治41(1908)年に建てられてから100年が過ぎ、

2年前からこの3月まで行っていた保存修理工事で、

錆ついた鉄骨の穴をふさいだり、切れているところを繋いだりして修理をし、

今後数十年錆つかないように、全面的に塗装を塗り直しました。

その姿は万田坑跡を視覚的に感じさせる力強さと

繊細な機能美を併せ持っていると思います。

まだまだ語りつくせない部分もありますので、

ぜひ実際にご覧頂きたいと思います。

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「万田坑」が今後どのような存在になっていくでしょう?

そうですね、特に、地元の方に

「万田坑跡」は”誇り”だと思ってもらえるのが1番だと思います。

そして末永く継承してもらいたいですね。

「万田坑ステーション」HP http://www.city.arao.lg.jp/mandako/           

見学などについての問い合わせは

万田坑ステーション 電話 0968-57-9155 まで。

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カリグラフィー「西山徳子」さん

今日は、イラストとカリグラフィーを組み合わせた作品を手掛ける

西山徳子さんをゲストに迎えました。

絵は主にどんな素材でどんなモチーフを描かれているんですか?

今は主婦なので「食材」や「子供達」など日常で目に付くものを

題材にする事が多いです。

カリグラフィーについて教えて下さい。

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カリグラフィーは、西洋の習字みたいなものだと思います。

ペン先にインクを落として(含ませて)ペン先の太さや角度によって

文字を変えられます。

西洋で石鹸の文字やカフェのメニューなどの題目を書いていたものだと

思ってもらえればいいかなと思います。

絵を描き始めたきっかけ、カリグラフィーを始めたきっかけを教えてください。

物心ついたときから絵を描く事が好きで、ずっと絵を描いてきました。

カリグラフィーを始めたのは20歳を過ぎて社会人として働いていた時に、

絵だけの友達の誕生日カードを作ったんです。

そこに「Happy Birthday」と描こうと思ったんですが、しっくりこなくて。

その時にこのカリグラフィーの講座が福岡である事を知って

すぐに習いに行きました。

どんな作品を作られていますか?

カード、カレンダー、ショップのロゴ、名刺デザイン、

カフェやレストランのメニューやお店の看板など。

Blogに載せている作品をご覧になった県外や海外の方から

お仕事の依頼を頂くこともあります。

カリグラフィーの難しいところはどんな所ですか?

気持ちがのった時に描くので、難しいとかは思ったことはありません。

自分の日常が充実している時にかけば、次々と描けちゃいますね。

どんな時にアイデアが浮かんだり作品を作ったりされているのですか?

私は時間がたくさんあるからといって描けるタイプじゃないようなんです。

朝早く起きてお弁当を作って、掃除をして、っと日常生活を送っていると、

そこが充実している時に「フッ」と隙間時間が見つかって、

そんな時にイマジネーションが働き、作品づくりにつながっています。

作品を見る機会があれば教えてください。

1年に2回ほど、他の作家さんと一緒に展示会をしています。

開催時期など詳しくはブログでお知らせしています。

こちらをご覧下さい→ http://mariechiffon.cocolog-nifty.com/

ステンドグラス「nagako glass」

今日はステンドグラスを手掛ける

「nagako glass」 舛田良子さんをゲストにお迎えしました。

舛田さんは、

熊本短期大学卒業後、22才のときにステンドグラスを習い始め、

26才 公募展で初入選 31才のときに初個展。

以後、グループ展など展覧会に積極的に参加。

現在は、益城町の自宅アトリエにて制作活動中。

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「ステンドグラス」という手法について教えてください。

古くからの技法であるヨーロッパ工法と、

わりと新しいアメリカ工法とあります。

私はアメリカのガラスを主に使っているんですが、

メーカーもたくさんありますし、品質もすごく安定しています。

色や模様、質感なども様々で、

それぞれを活かした作品を作りたいなと思っています。

また、ステンドグラスの製作というのは、絵やデザインを描くことはもちろんのこと、

ガラスカットから始まり、半田付け、鉛製のケイムや真鍮の枠までも

取り扱いますから、そのための工具、

電動工具までも使いこなす必要があります。

そのためによく制作中に大工さんみたいだと思うことがあります。

でも、そこが楽しいところです。

ステンドグラスの歴史について教えて下さい。

ステンドグラスは、中世ヨーロッパで生まれ、教会をおごそかに飾り、

キリスト教の教えを伝えたという歴史があります。

日本においては、江戸時代の末に伝わったと言われています。

日本でのステンドグラスは、百数十年という浅い歴史ですが、

その表現力や技術力はヨーロッパに劣るどころか

優れているとも言われています。

日本人の手先の器用さ、繊細な表現さゆえでしょうかね。

マスダさんが「ステンドグラス」をはじめたきっかけは何ですか?
                                                            
子供の頃から、絵を描いたり何かものを作ったりすることが大好きでした。

小学生の時には絵のコンクールで賞をとったりしていました。

たぶんそんなことが根っこになっているとは思うのですが、

22才の時に、ステンドグラスの展示会を見に行って、

その美しさにときめいて「探していたものはこれかもしれない」って思いました。

優しい光が作り出す空間を見たときに作ってみたいと思いましたし、

光がガラスを透過してその先にある白い壁に

ガラスの色や質感が映し出されるんです。

そんなところにとても魅力を感じました。

イクイップメント・フロアでワークショップを開催されるそうですね?

名刺サイズの手鏡を作るワークショップを行います。

あらかじめ、ガラスはカットしていますので、

その後の工程のコパーフォイル巻き、半田付けを体験していただき、

約2時間で完成するというものです。

日にちは、6月7日(月曜日)募集定員は道具数の関係もあり、4名さま。

時間は、夜7時から2名さま、7時半から2名さまと、

制作途中でなるべくお待たせしないように時間を30分ずらして開催いたします。

料金は3000円。プラス1オーダーとなっております。

お問い合わせは、equipment:FLOOR ℡096-323-1197 まで。

舛田良子さんのblogもぜひご覧下さい♪

http://gizumomo.cocolog-nifty.com/blog 

Haco.photoshop

今日は、熊本市長嶺南の「Haco.photoshop」を紹介しました。

ゲストはHaco.photoshopの平田克広さんです。

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まずはHaco.photoshopの概要を教えてください。

同じ場所で違う名前で営業していたんですが、

父が家業で写真店をやっていたというのもありまして、

昨年の暮れにリフォームした時に屋号も変えることにしました。

フィルムカメラのレンタルサービスというのがあるんですね?

僕自身フィルムカメラの魅力に惹かれているという事もありますし、

今は若い女性の要望を中心にフィルムカメラが注目されています。

デジタルを使われていた方にとって、

フィルムは最初は抵抗があるかもしれませんが、

カメラを返却をして下さった時に、その方がそのカメラで撮ってきた写真を

その場で現像してお渡しするんです、

そうすると”今までのデジタルとは違う”と喜ばれます。

デジタルとフィルムの違いはどんなところでしょう?

僕が感じるのは、”質感”女性や赤ちゃんの肌や花びらの色など、

鮮明さとは違う温かみのある、優しさというか形容しがたい魅力があります。

また、すぐに見られない、見られないからこそ、撮る時にイメージをして、

”こういう仕上がりにしたい”と大事にシャッターをきるんです。

そして出来上がった時に自分のイメージ通り撮れていたら嬉しいです。

それから、

プライベートで写真を撮ったときは必ずプリントして写真として残すんです。

デジタルも便利ですがいつデータが無くなるかわからない事もありますし、

プリントしてアルバムに貼ってもらう事で記憶にも残るかなと思いますね。

そして、写真はやっぱりプリントしてこそ写真だと思います。

お店でのプリントでしか出来ないこともあるんです。

色調を変えたり、明るさを変えたりというご要望にもお答えしています。

お店に来てくださった方とコミュニケーションをとって、

カメラの種類やどんな天気だったのか、どういうイメージで写真をとったのかを

聞いてその方がシャッターを切った時のイメージを出せるようにプリントします。

平田さんご自身は今後どんな写真を撮っていきたいですか。

家族がいますので、家族を中心に撮っていきたいです。

その「瞬間」にシャッターを切った自分の「思い」があるように、

自分は映っていないけど、そこにシャッターを切った自分がいるような、

写真を撮りたいと思っています。

家族と離れた所ですと、

見た人を「はっ」とさせるような作品を撮っていきたいなとは思っています。

写真の魅力はどんなところでしょう?

写真を始めると、日常生活では気付かなかった風景などに

目がいったり、立ち止まったりする感覚が生まれるんですよ。

そういうのを後から見直したときにも楽しいですし、

カメラが楽しくなると「出かけた先で写真を撮る」だけじゃなくて、

「写真を撮るために出かける」という風になったりして、

新たな楽しみになるんじゃないかなと思います。

~Haco.photoshopのお問い合わせ先~

国体道路を阿蘇方面に向かっていくと長嶺小学校の隣に

白い真四角の建物があります。外観から印象的なお店ですよ♪

お問い合わせ096-360-6606 営業時間午前10時~午後8時

不定休(ブログで要確認)

HP http://www.haco-photo.com/

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永青文庫「吉丸良治」さん

今日は「永青文庫」についてお話をうかがいました。

ご出演は、財団法人 永青文庫 常務理事 吉丸良治さんです。

永青文庫について教えて下さい。

「永青文庫」は、細川家700年に及ぶ歴史・美術・古文書などを

収蔵し管理している公益財団法人です。

細川家は元々足利家の一門です。

鎌倉時代に愛知県岡崎市細川町を治めた時細川姓を名乗ったところから、

細川が始まります。中世に8代足利尊氏が室町幕府を開く頃、

その右腕となり細川一門が活躍します。

近世になり細川幽斎を始めとして18代目が元知事、細川護熙さんです。

加藤家のあとをうけ、肥後藩主となった細川家は以来幕末まで

240年つとめるので、熊本にかかわる古文書(熊大へ委託)や

歴史ものが多く残っています。広く公開するように努めています。

現在、東京国立博物館で「細川家の至宝珠玉の永青文庫展示室」が

開催中で、全国的に注目されていますが、

どんなものが展示されているのでしょうか?

永青文庫6000点余の作品の中で主だったもの300点程が展示されています。

鎌倉時代につくられた国宝の「時雨螺鈿鞍」など国宝8点、

重要文化財30点が出ています。

茶陶も「唐物茶入利休尻ふくら」など話題の作品はほとんどでています。

書画では横山大観、春草、梅原龍三郎など細川護立と

交流のあった作品が目白押しです。

宮本武蔵の作品もほとんど出品されています。

そして最近関心を集めているのは、

熊大永青文庫研究センターから発表された

「信長から幽斎に宛てた古文書郡」です。

広大な会場が大きな賑わいをみせています。

熊本市二の丸の熊本県立美術館本館に

「細川コレクション 永青文庫展示室」がありますよね。

多くの県民の願いがかなって20年4月に「永青文庫展示室」がオープンしました。

いつでも見る事が出来るという常設としては

東京永青文庫と熊本だけですから、ぜひお越し下さい。

また、3月4日から5月4日まで県立美術館本館で永青文庫展を開催します。

最後にリスナーにメッセージをお願いします。

美術工芸にしても、古文書にしても、まだ世にあまりでてないものもありますが、

700年の遺産をこれ程まとまって守っているのは

日本でも他には見られないことでしょう。

これからももっと文化情報を発信していきたいと思っています。

期待してください。

永青文庫 HP http://www.eiseibunko.com/

東京国立博物館 特別展「細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション」

HP http://hosokawaten.com/index.html

”蘭”のブーケ「山本綾子」さん

今日は「花嫁が持ちたいブーケコンテスト」で2年連続1位に選ばれた

経験をもつ「山本綾子」さんにお話を伺いました。

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山本綾子さんは宇城市三角町戸馳にある山本洋蘭にいらっしゃいます。

このコンテストはどのようなものだったんですか?

福岡のマリノアホテルで開催されるブライダルフェアの中で行われる

ブーケコンテストです。まずウェディングドレスを選び、

そのイメージにあわせてブーケを製作します。

私たちが製作したブーケとドレスを着たモデルさんが登場し、

ウェディングドレス&ブーケショーが行われます。

そのショーを見た方に投票していただくものです。

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”蘭”を中心にブーケを作られているんですよね?

山本洋蘭では胡蝶蘭約15種類、デンファレ20種類を栽培しています。

蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」「純粋」「お似合いの2人」「優雅な人」など

たくさんあって、ブライダルにもピッタリかなと思います。

ブーケを作る際の流れを教えてもらえますか?

ウェディングドレスが決まったらブーケの注文にいらっしゃいます。

(1週間程前であれば大丈夫です)

ブーケの数や希望の花、形、予算を納品場所などを決めていきます。

ドレスの写真を見せてもらえるとイメージしやすいですね。

ブーケはやはり結婚式前日の夜に作る事が多いです。

花を短く切ってワイヤリングするものは花持ちを考えて、

当日の早朝に作りあげます。

相談していただければ一緒に作ることも可能ですよ。

山本さんの”蘭”に対する思いを教えて下さい。

戸馳島で蘭の栽培が始まって26年、

私も初めは1~2種類しか知らなかったんですが、

今ではたくさんの品種があることを知ったので、時代に合っているけど、

ちょっと先を行くような、山本洋蘭にいくと何かあると楽しみに来て頂けるような

花作りをしていきたいと思っています。

また、蘭のブーケは大人の女性に似合うと思うんです、

こだわりのある結婚式に、

その日花嫁さんだけの特別なブーケを作っていると思うと、すごく嬉しいですね。

お問い合わせ先を教えて下さい。

山本洋蘭 電話0964-52-4115

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熊日デザイン賞

今日は「熊日デザイン賞」について、

熊本日日新聞社事業局事業部の切通絵理さんにお話を伺いました。

熊日デザイン賞について教えて下さい。

昭和30年に「全国商業美術展」としてスタートしましたが、

その後「熊日広告賞」と名称を変更し25年ほど続けていました。

平成元年からは応募部門の改組に合わせ、リニューアルし、

名称も「熊日デザイン賞」になっています。

「全国商業美術展」から通算すると、

今年で56回目を迎える大変歴史のある公募展です。

商業美術の育成・発展、またデザインに対する関心と

理解を深める目的で半世紀以上続けていて、

新進デザイナーの登竜門として、県内や九州を中心に、

全国各地から作品が寄せられています。

2010熊日デザイン賞の応募要項、審査員について教えて下さい。

部門は、ポスター部門(課題の部、自由題の部)、

ビジュアルアート部門があり、その中の最高賞であるグランプリには、

賞金30万円と名誉ある文部科学大臣賞が贈られます。

またポスター部門・課題の部の一席に選ばれた作品は、

熊本県芸術文化祭の公式ポスターになります。

今年は東京からアートディレクター・グラフィックデザイナーとして

活躍されている服部一成様を迎え審査を行います。

ポスター部門、ビジュアルアート部門以外にも中学生・高校生に限定した

CDレーベル部門もあります。

応募規定など詳しい要項については、

熊日のホームページ・くまにちコムをご覧ください。

そちらから申込書や出品票がダウンロードできます。

要項書の郵送を希望される方は住所、氏名を明記し、80円切手を同封され、

熊本市世安町172 熊日事業部 熊日デザイン賞係までお送りください。

これまでの受賞者の方はどんな方がいらっしゃるんですか?

歴代の受賞者は、この熊日デザイン賞を皮切りに多方面で活躍されています。

熊日デザイン賞の審査員としてお世話になっている

松木良介様、岩上孝二様、吉原コウイチ様、西崎セツコ様、松永壮様なども

歴代のグランプリ受賞者です。

「ESOPO」を出版され、昨年の11月10日にこのコーナーに出演された

中川哲子様もグランプリ受賞者の一人です。

新人デザイナーの登竜門といわれる熊日デザイン賞での受賞経験をステップに

羽ばたいいった多くの若手アーティストの活躍を楽しみにしています。

~~~お知らせ~~~

作品の搬入日は来週の15日(土)、16日(日)です。

みなさまからの多数の出品をお待ちしています。

どうぞふるってご応募ください。

また、来月8日(火)から13日(日)まで、熊本県立美術館分館で、

2010熊日デザイン賞の入賞作品を展示します。入場無料です。

時代を反映する作品や情熱のこもった力作をどうぞお楽しみください。

ご来場お待ちしております。

ホームページ くまにちコム http://www.kumanichi.com/

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