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アートなくらし

「先笑ライブ」

今日は、熊本のアートシーンの中でも”お笑いシーン”を引っ張る、

「カルデラーズ」(星野竜馬さんとイサオさんのお2人)

にご出演して頂きました。

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「先笑ライブ」は今回で15回目を迎えるんですね?

これは昨年4月にスタートした、熊本のお笑いライブで、

毎月1回、多い時で2回定期的に開催してきました。

星野さんの”熊本イズム”が主催されていますが、そのきっかけは?

昨年の4月に「風犬ナンジャ」が東京から熊本に帰ってきたんですが、

熊本ではライブをやる場所がない、

という事で自分の店にやってきたんです。

「ライブがやりたいので一緒にやりませんか?」と。

ということで4組が集まって始めたのがきっかけです。

カルデラーズについて教えて下さい。

昨年の12月に結成しました。

イサオさん「それまでは、それぞれ1人でやってたんですが、

ある日突然インターネットを通して、星野さんからスカウトがきまして、、、

『今度ご飯を食べにいきませんか…?』と。行ってみたところ、

「イサオ君とお笑いライブをやってみたい!」という話をうけたんです。

星野さん「その頃、1人でやっている人が増えすぎていて、

コンビがいいなと思っていたんです。それでコンビ探しをしている時に

イサオ君『いいボケしてるな』と思って誘いました。

ちなみに、先笑ライブは投票制になってるんですが、

風犬ナンジャが不動の1位なんです!

その地位をおびやかすぐらいになりたいですね!

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「先笑ライブvol15 クッキー大会!」

【日時】3/20(木・祝日) 開場19:30 開演20:00

【場所】熊本市民会館大会議室

【出演】風犬ナンジャ・OZANARI・メルヘン内藤・カルデラーズ・

ランドリーハンドル・そり・アマゾンオペラハウス

【チケット代】¥500

【お問合せ】info@sensyou.from.tv

お笑いが好きというみなさん、また、初めての方でも来易い様に、

暖かくお迎えしていますので、ぜひ1度足を運んでみて下さい。

出演したい!という方も募集しています!

詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ http://sensyou.from.tv/index.htm

art horymen 原口勉さん

今日は、3月22日まで河原町のギャラリー「アドゥ」で作品展を開催中の

art horymen(アートホーリーメン)こと、原口勉さんをお迎えしました。

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今回の作品展は「HORYMAN.J and The Ghosts」というタイトルですが、

これは原口さんが創作された物語のタイトルでもあるんですね?

はい、物語の中から、幽霊的存在やもののけなどビジュアル的なものを

目で見えるように視覚化したものを展示しています。

HORYMAN.Jというのが主人公で、それに関わる登場人物がゴースト。

ここに出てくるのは全部「ゾンビ」ですね。

ちなみにそのストーリーは?

かなりハードですね。悩めるゾンビというか、人間的なゾンビが、

架空のNYみたいな場所で人間世界を眺めながら、

悩みながら存在しているイメージです。

何かと戦ってるんですか?

戦うというより、すごく受難劇なんです。

一言ではすごく言い表しにくいんですが。

ちなみに現在、ホーリーマン1と2があって、またサイドストーリーもあります。

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物語を絵にしようと思ったきっかけは?

もともと好きだったんです。現代美術に関わらず、映画や児童文学などに

興味があって、それを自分なりにまとめて発表しようと思ったときに、

現代美術にその発表の場をもっていったんです。

もともとは漫画家になりたいと思った次期もあったんですが、

現代美術の方が自由度が高いんです。

また、僕がどうしてこうしようと思ったかを伝えるのはすごく難しいんです。

とにかく、話したり絵を見てもらったりしないと難しいですね。

art horymen's Gallery はこちら⇒ http://www.loaps.com/

ぜひご覧下さい♪

「雑貨カフェorange」「橙書店」

今日は熊本市の玉屋通りにある「雑貨カフェorange」と、

その隣にオープンした「橙書店」を紹介しました。

出演は店主の「田尻久子」さんです。

雑貨カフェorangeについて。orangeではカフェと雑貨のお店として以外に、

さまざまな作品展も開催されていますが、

毎回どんな経緯で企画されるのでしょうか?

orangeで取り扱っている出版社の絵本の原画展や、友人の写真展、

画家の作品展やお店のイベントとの連動した企画展などが中心となります。

熊本で作品作りをしていて、発表してみたい人もたくさんいると思いますが、

orangeで作品展をするには何か条件はありますか?

きちんとした展示スペースがないので、貸しギャラリーではありません。

なので、お店の雰囲気とあっているかなど、

作品を見せていただいてからという事にしています。

3月1日から16日までは「まえをけいこ。絵本原画展」が開催されていますが、

この作品展についてご紹介下さい。

「まえをけいこ。」さんは、フランスでも絵本を発売している絵本作家で、

雑貨アーティストでもあります。今回は原画も飾っているのに加えて、

ご自身がこられてディスプレイなどもされているので

それとあわせてみていただけたら楽しいと思います。

橙書店について、書籍や雑誌およそ1200冊が揃っているそうですが、

実際に1200冊選ぶ作業はいかがでしたか?

自分でそれぞれ1冊ずつ選びました。

楽しかったですが、準備期間1ケ月ぐらいだったので、

さすがに目の前がかすんでくる程でした。

橙書店ならでは、田尻さんならではの本選びの基準は何でしょうか?

売れる本という基準ではなく、売りたい本を選びたかったんです。

読み捨てられてしまう本ではなく、何度もページをめくりたくなるような、

時間を消耗するための本ではなく、

心に言葉が積み重なっていく本を置きたかったので。

どんな本が多いですか?

絵本や小説、ドキュメントなどジャンルは決めずに置いています。

個人的な趣味に偏っているのも事実ですが、、、

それもまた出会いですね。(マツザキ)

この春、新入学生、新社会人となど、新たなスタートを切る人へ、

おすすめの本をいくつかご紹介下さい。

物語だと終わってしまうので、終わらないという意味で、

”茨木のりこ”さんの詩集や、写真家”藤原新也”さんの作品など、

人生で立ち止まる度に読みたくなるような本がおすすめです。

今お店がオープンして1ヶ月ぐらいなんですが、

プレゼントとして本を買っていかれる方が多いんです。

本を選んでくれと言われることもあります。

自分が選んだ本なのでその中からしっかりとお選びしますよ。

orangeと橙書店の営業時間、定休日、問い合わせ先

金曜・土曜 午前11時30分~午後10時30分

平日 午前11時30分~午後9時30分

定休日は木曜日

HP ⇒ http://www.zakkacafe-orange.com/

造形作家「gaju」さん

今日は、造形作家のgajuさんにご出演していただきました。

gajuさんは現在、熊本市現代美術館で、

~「ありがとうのあしあと」展 つみかさなる想い。~

を開催されています。

gajuさんは主に粘土を使った作品を作られている造形作家。

gajuさんと粘土との出会いは?

もともとはフラワーデザインを勉強していたのですが、

カルチャースクールで粘土の造形に出会って、

それから粘土にはまりました。

粘土のどんなところに興味がわいたんですか?

すごく楽しかったんです。

懐かしいというか手の中で自由にカタチになっていくことが面白くて。

動物や人やモノや不思議なモノなどいろん作品がありますが

どんな時にイメージが?

個展をする時は1つのテーマを決めて形を作っていきます。

今回のテーマは「ありがとう」ですが?

今回は、美術館さんが私の「過去も作品も展示したい」言ってくれて、

自分でこれまでの作品を振り返った時に、

決して1人で作ってきたんではないなという風に感じたので。

gajuさんがこれまでに作った作品数は?

聞かないで下さい(笑)わかんないです。。。

ちなみに今回の個展にはどれぐらい?

わかんないです(笑)それぐらいたくさんあります♪

今日スタジオに持ってきて下さった作品はこちらです↓

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ウェディングドレスのブーケとして作りました。

花は付いてないんですが、この中に見える丸い板の中に

お花が書いてあったり、メッセージが書いてあったりします。

式が終わっても飾っておけるようなものを作りたいなと思っています。

その他の作品はこちら↓↓

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gajuさんいわく、「この糸のほつれとかがすごく大好きなんです。

中には、石膏の欠片もあります。彫刻を作る時に割った欠片なんですが、

これも捨てられなくて。そこで、これが花嫁さんのヘッドブーケについてても

かわいいんじゃないかなと思って作りました。

真ん中の”羽”…天使かどうかは分かりませんよ♪」

gajuさんのこれからの展開は?

異素材を使っていろいろと作ってみたいです。

gajuさんのHPもぜひご覧下さい。素敵な作品がたくさんのっています。

⇒ http://gaju.biz/

山鹿”百華百彩”

今日は、現在山鹿で行なわれている”百華百彩”というイベントに関して、

チカケンの「井上智裕」さんにその魅力について伺いました。

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山鹿灯籠浪漫・百華百彩について教えて下さい。

地元の観光協会・商店街・学生・行政などが協力して

竹灯籠と和傘を使って街を彩るイベントです。

期間中八千代座では、山鹿太鼓と灯籠踊りが行なわれたり、

灯籠娘なりきり体験などが行なわれています。

今回井上さんが手がけたスポットを教えて下さい。

九日町の途中にある金剛乗寺というお寺の境内と、

その参道をデザインしました。

金剛乗寺の参道だけでも500ぐらいの竹ぼんぼりにオブジェ、

そして境内に入るとそれ以上の灯りをセッティングしています。

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今年は、和傘と古い着物を使ってデザインしました。

山鹿のにぎやかな風景、着物を着た芸者さんたちが歩いているような

風景をイメージしています。

竹の中を水性のペンキで塗ったりしているので、

赤や青の竹灯籠も出来ます。

製作に関しては、街の人たちにイメージを伝えて、皆で作った作品です。

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竹灯りの魅力はどんなところですか?

日常の風景とは違う非日常の空間が広がることです。ろうそくを使った

優しい灯りのなかに自分が入っていくような良さがあります。

百華百彩のイベントは夜の10時で終わるんですが、

ろうそくが消えるまでじっと見ていたい、そんな気分になります。

井上さん達も会場にいらっしゃるんですか?

豊前が移動沿いに海越屋というギャラリーがあります。

中も竹灯籠で飾っていますし、

オブジェや絵葉書なども置いていますので、ぜひ来てみてください。

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~~~~~~~~~<百華百彩>~~~~~~~~~~~

開催日程 2008年1月25日~3月1日までの毎週金・土曜日
灯りのオブジェ 点灯時間 : 19:00~22:00
会場:八千代座前・豊前街道・金剛乗寺・湯の端公園

元田久治さんの個展

2月18日(月)から23日(土)まで銀座にある養清堂画廊で
元田久治さんの個展が開催されます。

今回はなんと新作、しかも大作を見ることができます。
作品は版画とキャンバスの2種類の展示です。
薄い和紙に版画(リトグラフ)を刷ったものを
F120号(130×194センチ)のキャンバスに貼付け、
その上から水彩でドローイングをしていきます。
・・・ということで、版画と手描きを組み合わせた
カラーの作品になるそうです。

元田さんから、番組ブログ宛に作品の写真を一部送っていただきました!

東京駅

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東京駅(刷りの途中)

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東京駅(全体図)

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議事堂(刷りの途中・キャンバスにドローイング)

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議事堂(刷りの途中・キャンバスにドローイング)

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議事堂(全体図)

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東京に行く機会のある方はぜひお立ち寄り下さい。

養清堂画廊
東京都中央区銀座5-5-15
TEL03-3571-1312 日・祝休廊
11:00-19:00 最終日17:00

byスタッフR

山崎菅原神社の「恋みくじ」

みなさんは”恋みくじ”というのをご存知ですか?

今日は山崎菅原神社の宮司・田邉正広さんにスタジオにお越し頂きました。

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山崎菅原神社のご由緒について教えてください。

かつて、菊池一族の夢に菅原道真公が出てきた事をきっかけに、

お祀りする事になり、それから1000年ぐらいの歴史があります。

そちらにある「イチハラヒロコ恋みくじ」とはどんなおみくじですか?

「イチハラヒロコ恋みくじ」は、現代美術作家のイチハラヒロコさんと、

大阪の布忍神社の宮司で、現代美術作家でもある寺内成仁さんが

協働で創作したおみくじです。このおみくじに大吉や凶はなく、

「わたしには華がある。」であったり、「愛は速攻、。」といった言葉が

書かれています。

言葉や文字の持つ深い神意から何らかの意味を感じ、

神様との深い関わりを持っていただくこと。

また、広く人々に芸術の本質を知っていただくという

寺内宮司さんの思いが、このおみくじにはこめられています。

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「恋みくじ」を授与されるようになったきっかけを教えてください。

以前、私が大阪の神社で奉職していた時に、知り合いの神職さんから

「イチハラヒロコ恋みくじ」のことを教えてもらったのが、

「イチハラヒロコ恋みくじと」との出会いでした。

私自身が美術鑑賞が趣味で、おみくじと現代美術という

意外な結び付きに興味を持ち、いずれ実家の神社に戻った時に、

「イチハラヒロコ恋みくじ」を授与したいと思っていました。

「イチハラヒロコ恋みくじ」を作った寺内宮司さんの考えにも共感し、

熊本に戻って実家の神社で宮司を務めることになったのをきっかけに、

「イチハラヒロコ恋みくじ」の授与を始めました。

「恋みくじ」はどう解釈したらいいんですか?

例えば、「別れそう」というおみくじがあります。

「別れそう」というと、恋人との別れであったり、

好きな人との別れをイメージすると思いますが、「悪いこと」や「嫌なこと」との

別れであったり、「2人の恋を邪魔する存在」との別れかもしれません。

現在恋人がいない人が引いた場合は、

「恋人がいない状態」からの別れとも解釈できます。

「どたんば せとぎわ 崖っぷち。」というおみくじもあります。

このおみくじを引いて、がっかりされる人もいらっしゃいますが、

その時は「崖っぷちにはいても、崖からは落ちてないということですよ。

今が踏ん張りどころなのかもしれませんよ」と声を掛けるようにして、

前向きな解釈もあるんだよということを伝えています。

私がお話ししたのはあくまでも私の解釈であって、

人それぞれの解釈の仕方があるのが「イチハラヒロコ恋みくじ」の特徴です。

田邉さんご自身、美術に興味をお持ちになったきっかけ、

好きな作家、作品等教えてください。

もともと美術に興味がありましたが、現在のように趣味と言えるくらい

美術を好きになったのは、フランスに留学してからです。

フランスにはルーブル美術館を始め多くの美術館があり、

様々な作品に触れることで美術に興味を持つようになりました。

好きな作家はたくさんいるのですが、その中でも好きなのがミュシャです。

インターネットでのハンドルネームにも使っています。

日本では伊藤若冲です。昨年九州国立博物館で、

若冲の展覧会が開催されました。

好きな作品もたくさんあってどれにしようか迷うのですが、

どれか一つと言われれば、モネの「モネ夫人と息子」という絵です。

この絵のポスターを見た時に一目惚れして、

本物を一生に一度でいいから見てみたいと思っていましたが、

アメリカの美術館に展示されているのであきらめていました。

ですが、10年近く前に日本でこの美術館の巡回展が開かれ、

本物を見ることが出来たのです。思いは通じるのだなと思いました。 

神社でのお仕事の合間には美術館にもよく足を運ばれているようですが、

田邉さんにとっての「美術」「アート」とは何ですか?

人の心を豊かにしてくれるものだと思います。

今はインターネットで美術作品を見ることも出来ますが、

実際にアートに触れることで、アーティストが作品を作った時の

作品に込めた思いが伝わってきます。アートと対話することで癒されたり、

時には涙することもあります。

アートとの出会いを通じて、自分の心が磨かれていくように思います。

今後も神社と美術をつなぐような“何か”を企画される予定はありますか?

京都のお寺で開かれている「手づくり市」みたいなものをやってみたいです。

アートのパフォーマンスみたいなものもやれたら面白いかなと思います。

「イチハラヒロコ恋みくじ」を作った寺内さんが宮司を務める布忍神社の

絵馬展みたいなのをやるのも面白そうです。

「eichi」さん

今日は、HI-HEELというサカグチユキさんとのユニットで、

並木坂にあるプライベートロッジで個展を開催中のeichiさんに

スタジオにお越し頂きました。

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ちなみにこちらがプライベートロッジで見る事が出来る作品です。

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どのようにして作品を作っていらっしゃいますか?

オイルスティック(クレヨン)やアクリル絵の具など、

身近な素材を使って作品を創っています。

人物の顔や動物、今までに行った場所、そこで感じた雰囲気やリズム、

自分の気持ちをそのままに描けたらいいな、

少しでも伝えられたらいいなと想いながら、ゆっくり作品を創っています。
        
作品作りをいつ始められたのか、また始めたきっかけを教えてください。

落書きは中学生の頃でした。その頃は何も考えずに友人やクラスの仲間に

頼まれて下敷きやノートに描いていましたが、

それが高じて現在に至っています。

現在のように本格的に描き始めたのは、

学生時代に東京で出逢った親友のお兄さん達が画家さんだったのですが、

彼らと彼らの作品に出逢ったのが、始まりでした。

しばらくニューヨークに行かれていたそうですが、きっかけは?

思い立ったら吉日、です、笑。これ、本当です。

特別にといったお洒落な理由は何もありません。

素直に外の世界を見ておきたかったからです。

そこに“ニューヨーク”を選んだのは憧れの土地だったからです。

ニューヨークではどんな生活をされていましたか?

ニューヨークではマンハッタンのイーストビレッジにある日系の居酒屋さんで

毎日毎晩働かせて頂き面倒を見て貰いながら、

決して(日本のように)楽ではない生活を送っていました。

それは海外で生活をするということにおいて、

私自身の勉強が全く持って足りなかったからです。

居酒屋さんで働く合間に、時たま絵をゆっくり描いたり、

親しくなったアーティストのスタジオへ遊びに行ったり

地元のお洒落な子達が集まるクラブに出掛けたりと自由気侭?に

海外生活を謳歌していました、笑。

リディアという女性に出逢ったことで、イーストビレッジにある

アパレルSHOP“PIECE”でサカグチユキと共に

作品発表することが出来ました。

ニューヨークで自分の作品が売れた瞬間はとても嬉しかったです。
 
ニューヨークはいかがでしたか?どんな影響を受けましたか?

在り来たりですがニューヨークは本当に刺激のある大きな街です。

マスメディアで見るような鮮明で色鮮やかなキラキラした本当の街です。

ARTギャラリーも数え切れないほどたくさんありました。

そして簡単ではないですがチャンスもたくさんあります。

魅力的な(アーティスト)人達にいっぱい出会うことの出来る街です。

背伸びなどしなくても手の届く範囲に、

お洒落なARTがいっぱい生きています。

でも、自分自身にとって1番大きかったのは、

人々の心の奥深くに根差す、文化や価値観の違いでした。

異国でさえ、同じ日本人、同じアジア人同士で争う場面が多々ありました。

すべてが溢れていて、素敵な良いことも悲しい悪いことも全部、

いっぱい一緒に勢い良く流れていく大きな街です。

今、振り返っても本当に“混沌”とした街だったなと思います。

影響といえば、ルーツです。

ニューヨークの人々から自分が“日本(アジア)人”として見られる事です。

実際にニューヨークには自分(アーティスト)のルーツや背景に思いを込めて

作品に強くメッセージを残す作品がたくさんあるので、

それらを嫌というほど見ることができました。

なによりもニューヨークで仲良くなった友人や仲間たちの影響が1番です。

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今度は南の島へ移住する計画があるそうですね?

2009年7月22日(水)午前11時前くらいから(あくまで予測です)

観測される皆既日食に向けてのことです。

完全な皆既日食を観測することができるのが

奄美大島の北部・喜界島・屋久島・種子島の南端・トカラ列島

硫黄島・北硫黄島・南硫黄島といった島々と言われているのですが、

その中の、喜界島(喜界町に親しい友人が居るので)へ

現地状況に合わせてこれから準備を進め、年内早めに移る予定です。

今後の活動について教えてください。

プライベートロッジさんでの個展が2月11日までなので、

良ければたくさんの人に楽しんで頂きたいなと思っています。

プライベートロッジ 熊本市上林町、並木坂にあります。

(問) 0963233551まで

eichiさんの今後の予定は?

今後の活動は、身の周りの流れに任せています(笑)。

色んな場所へ出向き、色んな人々に出会い、たくさんの出来事に

揉まれながら学び、心身共に成長していきたいと思っています。

その中で感動した出来事や伝えたい気持ちを、

ゆっくり創作に繋げていけたらいいなと思っています。

切り絵作家「hana」さん

Hana

この素敵な作品「切り絵」という作法で作られた作品です。

今日のゲストは切り絵作家の「hana」さんです。

”切り絵”について教えて下さい。

私が創っている切り絵は、

①イメージを下絵する

②本番用紙にトレース

③デザインカッターで切り抜く…

という大きく3工程で成り立っています。

切り絵の魅力について教えて下さい。

描いたものも「切る」ことで、表情が変わること。

だからこそ、下絵のその通りには出来上がりません。

そんな予測不能なところ。

切ったものを通して影が出来るところも切り絵だけの魅力だと思います。

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なので、透明のフレームに入れて、影までを作品にすることもしばしば。

07年の10月に”河原町のAvani””feal””Wardrobetrank”で展示会を

行なわれたそうですが、どんな展示会だったんですか?

「hana展」と題した展示会で、3店舗合計で35点展示。

店舗ごとに、セレクトのテーマを持って展示しました。

・Avani…人の感情の明の部分/暗の部分をミックスした作品セレクト。

・feal…どちらかと言うと、ダークな感情をテーマにした作品セレクト。

・Wardrobetrank…人の心のハッピーな部分や、

じんわりと切ないような 「愛」を感じる作品セレクト。

今後の活動予定について教えて下さい。

福岡での活動展開。展示会や出展など。

ホームページによるネットでの作品発表(現在制作中)

そして、とにもかくにも、作品数を増やしていくこと。を考えています。

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hanaさんの夢はなんですか?(今後作ってみたい作品など)

小さな夢でいく、大きい作品を創ること。

どうしても、机上でのさぎょうになるので、

ポスターのような大きい作品を創ることは目標のひとつ。

死ぬまでに一度やってみたいと思っているのは装丁のお仕事。

また、一番の夢は、ずっと絵を描くことから離れず表現し続けていくこと。

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冬の「山鹿」の楽しみは…♪

私の冬の「山鹿」の楽しみ…♪

それは、灯籠と番傘を使った灯りの祭典、

「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」です。

昨年初めてこのイベントに出かけてから、

その幻想的な雰囲気に魅了され、今年も開催を心待ちにしていました♪

「八千代座」から旧豊前街道にかけたレトロな街並みに、

灯籠や番傘が並び、灯籠に灯されたろうそくの灯りが”ゆらゆら”と、

見る人を、幻想的な世界へいざなってくれます。

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金剛乗寺に飾られた番傘と竹灯籠。

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開催期間中は、「山鹿風情物語」が八千代座内で公演される他、

浴衣を着て、灯籠をつけての

”灯籠娘なりきり体験”なども行なわれています。

「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」

開催日程

2008年1月25日~3月1日までの毎週金・土曜日

灯りのオブジェ

点灯時間 : 19:00~22:00(17:30頃より点灯開始)

会場    : 八千代座前・豊前街道

         金剛乗寺・湯の端公園   etc

みなさんもぜひ出かけてみてください♪

From  → Staff A

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