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アートなくらし

「こども×くすり×デザイン実行委員会」中村守男さん

大人でも薬を飲むのが苦手という方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。

子どもならなおさらですよね。

子どもに薬を飲ませるのは、大人も子どももお互い大変ですが、

例えば魚の形をしたカプセルの薬があったら、

少しは楽しく飲めそうな気がしませんか?

そんな薬に感じる子どものストレスを軽減するために、

薬や薬入れといったものを使いやすくデザインする活動をしているグループを

紹介しました。ご出演は、

「NPO法人こどもとくすり」代表理事で「こども×くすり×デザイン実行委員会」の

中村守男さんです。

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中村さんは小児科で働く現役の薬剤師さんでもあります。

ご自信も二人のお子さんのお父さんということで、「パパ薬剤師」ならではの、

子ども・子育てに関する講演やコラムの執筆、イベント企画などを専門に

活動されています。

「こども×くすり×デザイン実行委員会」の活動をスタートしたきっかけは?

2007年1月頃、今回のデザインを担当されている平井康之准教授と

九州大学のあるプロジェクトの懇親会での偶然出会ったんです。

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その際、平井准教授が「子どもの薬とインクルーシブデザインで

何か面白そうな事が出来ないか?」という提案をされて、

その時僕は、はじめてインクルーシブデザインという概念を知りました。

(インクルーシブデザインとはこれまで除外(エクスクルード:exclude)

されてきた人々を包含(ほうがん:包み込む=インクルード:include)し、

かつビジネスとして成り立つデザインを目指す考え方。です。)

そして「なんか面白そう!」だと感じ、例えば、子ども達が薬を飲めないという

現実問題などに目を向けてみようと!という事で始めました。

「こども×くすり×デザイン実行委員会」から生まれたデザインで

実際に商品化されたものにはどんなものがあるのでしょうか?

「こどもおくすり手帳けんこうキッズ」というものがあります。

日々の健康管理が出来るページに、

+全てのページに「気づき」を入れています。

また、子育てに特化した薬のQ&A。

これは、僕自身が毎日100人(のべ10万人)のママに投薬した内容です。

デザインは、

「病気」という陰なイメージから「健康」という陽なイメージになっています。

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その他にまだ商品化はされていませんが、

ワークショップやデザイン展を開催される中で、

グッドデザイン賞やキッズデザイン賞を受賞するようなものから、

ユニークなものまでいろいろなアイデアが出ているようですね。

2008年2月「こんな薬があったらいいな♪」こども向けワークショップ開催した

んですが、その時に子ども達の奇抜な発想に出会いました。

コレがこれからの医療の形かも!と感じました。

例えば、マラカス注射器や不思議なポンプ、キラキラ宇宙ライトなど。

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「こども×くすり×デザイン実行委員会」の今後の目標は何ですか?

どうしても無機質になりがちな「医療・薬」の分野ですが、

ユーザー(こども)に優しく、子育ての視点に立った、

これからの「医療・薬」のデザインを提案していく事をミッションとしています。

◆けんこうキッズの全国展開。(全国から注文はあるが現在は九州がメイン。)

◆けんこうキッズのバージョンアップ。削除・不可を加えて第2段に。

◆「けんこうキッズ」の水平展開。

→(例)薬袋(薬を入れる袋)、子どもが利用しやすい薬局の店舗デザインなど。

◆また、平井准教授は「子どもだけでなく、お年寄り向けも考えてみたい。

例えば、たくさんの種類の薬を服用する高齢者が飲み忘れをしないよう、

デザインを工夫した薬入れなどを作ってみたい」と話しています。

→こどもに特化して、活動を行っていると高齢者に共通する部分が多い。

「こども×くすり×デザイン実行委員会」について詳しくはこちらをご覧下さい。

http://www.inclusive-d.com/31chil.html 

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デザインを生活の中に取り入れることで、くらしが豊かになる、

そのヒントになれたら、という思いでやってきた「アートなくらし」。

実は今日で終了です。

来週からは月曜の10時台に

スポーツとアートだけでなく、さらにジャンルを拡大、

より多彩なゲストをお招きしての新コーナー

「ヒューマンラボ」が始まります。お楽しみに!

「石井克昌」さん

今日はグラフィックデザイナーでありながら、ちょっとユニークな、

結束線で雑貨を作るワークショップなんかも開いていらっしゃる

石井克昌さんをゲストに迎えました。

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まずはグラフィックデザイナーとしての主な業務内容を教えてください。

デザイナーとしては、紙媒体を中心とした広告デザインやロゴなど。

あとはオリジナルのグッズをつくったり、ワークショップや造形、

イラスト制作などを行なっています。

あと、熊本デザイン専門学校の非常勤講師させていただいています。

これまでに手掛けられたお仕事について教えてください。

熊本市現代美術館のフライヤー、

日比野克彦展があったときの明後日新聞熊本版(ボランティアで)

熊本デザイン専門学校のパンフレット(学校内で制作)

阿蘇フォークスクールのリーフレットや

イベントDM 河原町のフリーペーパーやフライヤーなど。

また、かわぞう、城下町モッコスマップなどを作ってます。

そんなグラフィックデザイナーの石井さんが、

本業以外に時々ワークショップを開かれていますが、

始めようと思ったきっかけ、内容を教えてください。

きっかけは、結束線でつくったオブジェをミドリネコ舎のイムタさんに、

目をつけていただき、ワークショップしてみませんか?

のお誘いをいただいたのと、自分自身も結束線という素敵な

素材の楽しさを共有し、ひろめたいなぁと思いがあったからでしょうか。

内容は結束線をつかって、自分がつくった見本の作品を参考に、

参加者がつくりたいものをつくる。そのお手伝いを自分がする。

という感じです。具体的には動物やモビールをつくったりしました。

前から素材として気になっていて、その素材を使って

10年以上制作をしている作家さんの作品との出会いと、

簡単なつくり方が雑誌で紹介してあるのをみかけ、独学でやってみたら、

はまってしまい、まわりからも好評だったからでしょうか。

色をつけてみたいなどと思ったりしませんか?

自分にとっては素朴で風合いがあって、

しかも安くて造形がしやすい、素敵な素材なところが気に入ってるんです、

もともとある”色”や”素材”を大事にしようというのが

自分のモットーなんです。

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今後ワークショップなどの予定はありますか?

4月にミドリネコ舎で結束線のワークショップをするかもしれません。

ミドリネコ舎さんのブログなどをご覧下さい。

http://blog.midorinekosha.com/

あとは河原町に素色図画工作室IROMURAという

アトリエ兼事務所にしている場所があるので、

ぜひ河原町などで直接声をかけて下さい!

”くまもんクラフトかご”

皆さんの身の回りにも、手芸用紙バンドや手芸用クラフトバンドなどの

エコクラフトを使って編んだ、

バッグやかごを作って楽しんでいらっしゃる方はいませんか?

今日は”くまもん“の”クラフトかご“を作成した、

熊本こすもす園の皆さんにお話をうかがいます。

ご出演は、こすもす園利用者の「浦山昌世」さん、「近藤玲」さん、

職員の「長井亜希」さん、「伊藤澄江」さんです。

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宇城市松橋町にあります“熊本こすもす園”ですが、

どのような場所ですか?

主に知的障がいのある方が利用する施設です。

入所利用42名、通所利用25名、

その他別場所に、グループホーム19名利用されています。

入所の方が生活する場でもありますが、

日中は通所の方も一緒に作業をしています。

作業内容のメインは、企業からの下請けですが、

くまモンかごのような自主製品の製作・販売も行っています。                                                            

そこで作られたこの「くまモンクラフトかご」ですが、

くまモンの顔とかごが一体となっているデザインになっています。

それぞれ表情が違うようですね…?

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今回のくまモンクラフトかごのこだわりは、

一点一点手作りであることです。更に表情が8パターンあります。

買っていただく方のお好みで選んでいただけます。

また、使い方としては、飴やお菓子を入れたり、ドライフラワーを飾ったり、

文房具などの小物類を入れたりと、いろいろあると思います。

何も入れずにそのまま飾ってもかわいいと思います。

このくまモンクラフトかごを作ることにしたきっかけは何だったんですか?

もともと、自主製品の中で、クラフトバッグや干支の顔の

小物入れなどを製作していました。

熊本県の「くまもとサプライズ」ロゴ・キャラクター使用のPRを知り、

「くまモン」人気にあやかって、自主製品に取り入れてみてはどうか

との意見もあり、作ってみました。

障がい者施設の製品の販路拡大を目的の営業担当の職員がおり、

デザインについて相談し、現在の形が完成しました。

実際に作り出してからのエピソードなどがあれば教えて下さい。

浦山さん「実際に作っていると、少し難しいけど、慣れてきました。

私は違う班でしたが、かごが忙しかったので、移ってきました。

最初は大変だったけど、今は上手です。」

近藤さん「かごの大きさを揃えるのが難しかったです。」

こすもす園としては、 一点一点利用者の方の手作りであるため、

大量生産できず、販売を開始してから、注文に追いつかず、

急きょ製作にあたる利用者の方を増員したりして、大変です。

5人の利用者で作っているんですが、

小さいかごで1日20個ぐらい出来ます。

普段、企業からの下請け作業をメインに行っている中、

現在県内外で取り上げられているくまモングッズを製作でき、

職員だけでなく、利用者の方の作業意欲も上がり、

日に日に作るのが上手になり、

出来高も上がってきた事が、新しい発見となりました。                                                             

これから作ってみたいものや目標、お知らせしたいことなどありますか?

新幹線全線開通に湧く中、そのキャラクターを取り入れた商品を

当園でも製作・販売することは、障がい者の方の意欲につながります。

それと共に、社会参加や自主製品の製作・販売活動を

知ってもらうきっかけにもなると思います。

このくまモンかごは、くまモン人気が続く限り製作したいと思いますが、

その他にも、手作りマグネット、押し花製品を作っています。

また、バレンタインデー、ホワイトデー、母の日、父の日などにあわせて

ギフト商品を作っていますので、そちらもぜひご利用下さい。

くまモンクラフトかごを実際に見る機会や販売場所などを教えて下さい。

熊本県庁の喫茶りんどうで3月いっぱい販売してもらっている他、

熊本こすもす園に常に置いています。

宇城市松橋町豊福1786 電話 0964-33-4551

月曜~金曜 午前9時~午後5時

また、JAあしきたでは、このくまモンクラフトかごにお菓子を入れて

セットにして販売しています。

この機会にぜひ、熊本こすもす園で制作している作品をご覧下さい。

片岡演劇道場「玄海竜二」さん

今日は、片岡演劇道場の「玄海竜二」さんに、

”片岡演劇道場”についてお話をうかがいました。

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まずは場所から。

熊本市打越町になります、国道3号線を北上すると左側に

幟がたっていますので分かりやすいかと思います。

片岡演劇道場はどんな場所ですか?

いわゆる芝居小屋です。

第4金曜日を除く毎日営業しています。

時間は13時から15時30分まで。

舞踊ショー、休憩、そしてお芝居という流れになっています。

お芝居は95%時代劇、その他5%は新派劇もやりますよ。

全国各地の劇団の方がやってきて、

約1ヶ月交代で、お芝居をやっています。

一つの劇団でだいたい100本は演じることができるネタを

もっています。だから、毎日、違う公演を行なっていますよ!

僕の頭の中にも300本ぐらいのお芝居がありますよ。

台本なんてないので、日々違うお芝居になります。

それがまたお芝居の醍醐味、面白さではないでしょうか。

だから、毎日来て貰ってももちろん飽きないと思います!

実際に毎日来て下さる方もいらっしゃいます。

ちなみに席なんですが、

座布団をとって好きなところに座って下さい。

団体様でなければ予約などもいりませんので、自由に来て下さい。

飲食も自由なんです。持ち込みも可能です。

道場でお弁当食べながら楽しんで下さい。

ただ、飲み物だけは…片岡演劇道場でお買い求め下さい♪

その他、たこやきやうどん、お好み焼きなどを販売しています、

このたこやき・お好み焼きは大阪出身の親戚が作っていますので、

本場の味を楽しめますよ!

憧れたり大衆演劇をやりたい!と思う人もいると思うんですが、

お弟子さんをとったりされていますか?

3年前までは弟子をとりませんでした。

自分はまだ人に教える程ではないと思ったからです。

3年前に自分の息子が役者の世界に入ることを決めた時に、

自分も切り替えて弟子をとるようにすることにしました。

今現在も何人かいます。

”弟子”というよりも”息子”や”娘”のような気持ちで関わっています。

もし、今、引きこもっていたり、ニートだったり、、、

社会生活を上手く過ごせない、と感じている人がいらっしゃったら、

一度道場に来て見ませんか?

片岡演劇道場の観覧料を教えて下さい。

チケット当日1500円 前売り1300円 65歳以上 1100円

学生は1000円 小学生以下は無料

お問い合わせは 096-344-1940 まで。

ホームページ

http://www2s.biglobe.ne.jp/~akiehp/index.html

公式ブログ

http://kataoka.otemo-yan.net/

耳かき作家「木部大資」さん

3月3日は“みみの日”とも言われていますが、

ラジオをお聴きの皆さんにとってもこの “耳”から入ってくる音から、

様々な情報や音楽、想像、そしてインスピレーションを

感じてもらえたらな…と思います。

今日紹介したのは、山鹿市にあります古民家ギャラリー百花堂の

耳かき作家「木部大資」さんです。

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以前このコーナーで山鹿市にある古民家ギャラリー

「百花堂」さんをご紹介させて頂きましたが、

今の百花堂さんはどんな雰囲気ですか?

主に百花堂で店番をしながら耳かきを作っているんですが、

今の山鹿は、

毎週金曜、土曜に「山鹿灯籠浪漫 百華百彩」が開催中で

竹灯りの華やかな雰囲気の中、

百花堂の冬は、昔のままの町屋なのでとても寒かったです。 

火鉢で沸かしたお湯でお茶を飲んだり、

静かでゆったりとした雰囲気です。

耳かきをつくるようになったきっかけは?

市販の耳かきがあまり使いやすくないなと思ったので、

自分で作ってみようと思いました。

木部さんが作る耳かきの素材は?

昔のかやぶき屋根の下地に使われていた竹を使っています。

煤竹は長い年月をかけて燻されています。

自然のいいあめ色をしているんです。

その表面の煤や汚れを丁寧に落とし、

耳かきの先端部分を曲げるために、

二晩ほど水に漬けてから火で焙って曲げます。

この作業が一番難しい作業です。

そのあとは、小刀や鑿を使い形作っていきます。 

仕上げに椋の木の葉を使い、先端を滑らかに磨きます。

古い材料なので、折れやすくなっていたり、

薄くしすぎて折れたりすることもよくありました。

素材をどう活かすかをしっかり見極めて作ることが大事です。Photo_3

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耳かきの“ポイント”“魅力”とは?

上手く言葉では表せませんが、

一つ一つの素材に合わせて形作ることで、

一本一本違う形に出来上がります。

それが自然と魅力になれば良いなと思っています。

今後の夢や目標などありますか?

生活の中のチョットした楽しみやアクセントになるような

日常の道具を作っていきたいです。

また、3月11日、12日、13日に「水辺プラザかもと」で行われる

「Gアート展」に参加して展示販売をします。

「Gアート展」 http://gartkumamoto.blog111.fc2.com/blog-entry-3.html 

興味をもたれた方は是非、百花堂のHPをご覧下さい。

(blogも展開されています)

古民家ギャラリー 百花堂 http://www.hyakkado.jp/

アートスイッチバスツアー

今日は「アートスイッチバスツアー」を紹介しました。

アーティストの制作現場を見学したり、

ワークショップに参加できたり、

アーティストと直接触れ合うことのできる日帰りのバスツアーです。

ゲストはNPO法人アートスイッチ代表でご自身もアーティストで

いらっしゃる「櫻井栄一」さんです。

櫻井さんが代表を務めるNPO法人アートスイッチとはどんな団体ですか?

簡単に言うと「アートで皆で楽しくなりましょう♪」という団体です。

今までアートに携わるきっかけがなかったような方にも、

気軽にアートに触れてもらいたいと思っています。

また、アーティスト同士やアーティストとお客さんをつなぐ事が

できればと思っています。

アートスイッチバスツアーの概要を教えて下さい。

3月6日(日)にアーティストのアトリエ訪問を行います。

熊本で活躍するアーティストに製作現場とワークショップで直に

触れ合う体験ツアーです!

バスツアーには普段は自分でも作品を作っているアーティストも

参加します。”アート”を中心に集まった人たちが

長時間同じバスにのっているので濃密な時間を過ごせるのではないかと

思いました。もちろんバスガイドさんもアーティストです(笑)

→この番組でもご出演して頂いた、

陶人形作家の西田美紀さんと、もひかんポシェットさんです。

訪問するアーティストは?

陽窯・陶芸家「高島李恵」さんの登り窯と、

※登り窯で実際に火を入れている姿などはなかなか目にする機会

もないと思いますし、希望の方には巻割り体験なども予定しています。

そして、アサヒ鉄工「ZUBE」さんのアトリエです。

※普段はなかなか見学できないような場所です、お楽しみに。

その後は、玉名温泉つかさの湯に行き、

ここでは作家(アーティスト)のワークショップを開催しますので、

そちらにも参加してもらってご自分でも作って帰っていただけます。

当日のワークショップは、

「Lazy fellow」革細工 イニシャル入りミニチュアバッグストラップ

「アド」 ランチバックに動物の絵を描こう

「マンボライト」 オリジナル缶バッチ作りです。

費用は、バスツアー、温泉、昼食、そしてワークショップで作った作品

お土産代込みで大人5800円、子供4800円となっています。

参加する条件を教えて下さい。

NPO法人 アートスイッチの会員となっていただき、

参加してもらうことになります。

会員の方には今後のイベントや個展などアートに関する様々な

情報をお届けしていきます。

参加希望の方はこちらまでお問い合わせ下さい。

NPO法人 アートスイッチ 080-4288-8882

blog http://viroflay.cocolog-nifty.com/blog/

三味線奏者「髙﨑裕士」さん

今日は、

活動20周年を迎え2月28日(月)に崇城大学市民ホールで

記念コンサートを開催する

三味線奏者「髙﨑裕士」さんにお話を伺いました。

※実は今回の記念コンサートの”演出”をマツザキが担当させて

いただくことになったんです♪

どんな子供時代でしたか?

12歳に三味線を始めました。

それまでは野球ばっかりやってました。

プロ野球選手になりたいと思うほどやってましたね!

9歳頃から家の手伝いで三味線を”作る”側で携わってはいました。

作る事に関しては違和感なかったんですが、

弾く事に関してはあまり乗り気じゃなかったですね。

三味線を始めたきっかけは何だったんですか?

中学校1年生の時に当時の師匠から

「全国大会があるからそれにむけて頑張ってみないか!?」

といわれて、先生から頂いた曲で出たんです。

熊本には当時、自分のように若い奏者がいなかったんです。

でも全国には同世代の奏者がたくさんいて、

嬉しかった反面、レベルも高く、その悔しさとの両方を感じました。

そこで火がつきました。いいきっかけをもらいました。

それでも熊本では三味線に対しての抵抗があったんです。

当時まだ12歳ですから、

三味線はおじいちゃん・おばあちゃんの楽器だと思ってたんです。

だから学校ではスポーツマンの自分を演出している自分もいて(笑)

友達に三味線をやっていることを言えないもどかしさがありました。

親友や先生ぐらいにしか言えてませんでした。

熊本では発表会などにも出ませんでした。

三味線が”好き”な自分は居たんですがね。

そんな時に高校の総合文化祭があって、

そのオープニングをやれといわれました。

最初は断ったんですが、なんだかんだで演奏する事になったんです。

その時に着物を着て舞台にたったわけですよ。

そしたら皆が「かっこいいね」って言ってくれて、

その時は楽屋で本当に涙しました。

”津軽三味線が好きだけど皆にいえない”という状況でやってきた中で、

初めてその演奏を聞いた皆が「何で隠してたの!?」と言ってくれて

隠してたことが恥ずかしく感じましたね。

それからはいろんな活動をするようになりました。

”音楽”という単体のものより「ビジュアル」や「イメージ」を大切にされている

ように感じるんですが、髙﨑さんにとってコンサートとは?

0からのスタートですよね。そしてその当日までに100%な状況を作っていく、

その段階を踏んでいく、という事がすごく好きですね。

お客様に楽しんでもらえるように、突っ走って行きたいなと思っています!

また、今回はゲストも豪華です。

玄海竜二さんや藤本一精さんとの共演もあります。

そしてこの時初公開となる新曲もあります!

どうぞお楽しみに♪

~~~~~コンサート詳細~~~~~

髙﨑裕士 20周年記念コンサート  

2011年 2月28日(月) 開場18:00 開演18:30

崇城大学市民ホール

(チケットはSOLD OUTのため、今回立ち見席を設けました!)

チケットに関するお問い合わせは

オフィス髙﨑 096-286-0033

髙﨑裕士 HP http://www.hiroshi-takasaki.net/top.htm

~~~~~プレゼントをいただきました~~~~~

髙﨑裕士 20周年記念コンサート  のチケットを

ペアで1組の方にプレゼントします。

ご希望の方は、郵便番号・住所・氏名・電話番号をお書きの上、

glory@fmkumamoto.jp  までお送り下さい。

20日(日)必着です。当選者は21日(月)の番組内で発表します。

ひょうたんランプ

今日は、ひょうたんにいくつもの穴をあけて、

模様をつけた“ひょうたんランプ”を紹介しました。

このひょうたんランプ、作っているのは植木町の「ニョマン・サカ」さんと

「雅代」さんのご夫婦です。

今日お話をうかがったのは「サカ」さんです。

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ひょうたんランプのHPを拝見いたしますと、このような文章があります。

「1粒の種は、光や、土や、雨や、風や、

それから、たくさんの温かい手につつまれて、

ひょうたんランプになりました。

まるい穴からこぼれる光がこころの中にひろがって、

まるい気持ちになっていただけたらどんなにうれしいことでしょう。」

この文章の通り、ひょうたんランプから射す灯りは

なんとも柔らかい印象を受けます。

このひょうたんランプ、

ひょうたんを作るところから始めていらっしゃるんですよね?

春になってからひょうたんの種を植えます。

そして夏の終わりごろに収穫します。

収穫が終わったら、1度ひょうたんを腐らせてからきれに洗って、乾燥させます。

それからアナをあけてランプに仕上げます。

畑仕事と、乾燥させるまでに半年以上かかって、

台風や病気などの心配もあるので、こちらのほうが大変ですね。

“ひょうたんランプ”を先に作っていたのは雅代さんだったそうですね?

はい、12年前にパートナーの雅代が、沖縄ではじめました。

そこからサカさんもひょうたんランプに携わるようになった

きっかけは何だったんですか?

9年前に、雅代の友達がバリ島でお店をしていて、

そこでわたしが働いていたんです。

そこで出会ったのがはじまりです。

ひょうたんランプを初めて見せてもらいました。

たくさんの穴からこぼれた光が、

うつくしい影になってひろがっているのをみて、とても感激しました。

これは!私も作ってみたい!と強く思って作り始めるようになりました。

バリに”ひょうたん”はあるんですか?

ひょうたんも初めて見ましたし、

そんなひょうたんがランプになったのを見て、

それも初めてで本当に感動しましたね!

今現在一緒にひょうたんランプを作っていらっしゃることに対する

“想い”などについてお話をきかせてもらえますか?

雅代との出会いは不思議な縁だと思います。

バリと日本、それぞれの文化を持っているので、

お互いの文化をうまくミックスできればいいなあと思っています。

例えば、バリの伝統的なモチーフと日本の伝統的なモチーフをミックスさせたり、

ランプのスタンドには、バリの木彫り職人の技を、

ランプには日本のLED技術など、

それぞれのいいところをミックスして表現できればいいなと思っています。

今後の夢や目標などありますか?

私たちのひょうたんランプは、

贈りものにしていただくことがとても多いです。

新築祝、結婚祝、出産祝い、病気をされている方へのお見舞い、

時にはプロポーズ、まで!

ひょうたんランプを買っていただいた人たちに、

日々の思い出をしみ込ませながら使い続けて

いただけたらいいなと思っています。  

そんな、暮らしに身近なアート作品を作り続けていくのが、

今の私たちの夢です。

ひょうたんランプは、関東や関西、湯布院、黒川温泉のギャラリーなどの

お店で販売されているそうですが、

3月には南関町でも目にする事ができるそうですね?

3月27日(日)に南関町の「大津山阿蘇神社」で

「サクラmonono市」というマーケットに、はじめて出展します。

また、HPにはオンラインショップもあるんですが、

2月10日には新作のランプを発売予定だそうですね?

バリの模様と日本の模様をミックスしたひょうたんランプを発売します。

お楽しみに♪

ひょうたんランプ HP  http://www.hyoutanlamp.com/

カメラマン「笹井マサフミ」さん

今日は熊本在住のカメラマン「笹井マサフミ」さんをゲストに

迎えてお話をうかがいました。

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笹井さんはカメラマンとして写真を撮影するだけでなく、

カメラの清掃教室の講師としても活動されています。

去年は全国の写真屋さんで配布されているフリーペーパーで紹介されたり、

12月に大阪で行なわれた写真に関するイベント

「アルバムエキスポオーサカ」にもゲストとして招待され、

モデルのチェルシー舞花さんやホナガヨウコさんらを相手に

”公開”カメラ清掃教室とトークショーを行なわれました。

笹井さんがカメラの清掃教室を開こうと思ったきっかけは?

カメラの修理会社で働いていた時に、1番得意だったからですかね。

他にも居ないんじゃないかとも思い、始めることにしました。

素人でも清掃できる部分はどの辺りでしょうか?

まずは外側。化粧ブラシなどを使って掃除をします。

できるだけ毛が抜けないタイプを使って下さい。

ボディの細かい所は歯ブラシが良いです。

液晶画面などは、ティッシュ(毛が舞ってしまうので)などは避け、

カメラの専門店などに売ってあるペーパーとクリーナーを使って下さい。

揮発性が高いクリーナーなので、

息を吹きかけながら拭くときれいに拭けます。

カビが生えたレンズなどには、ハンドグリームを使います。

手にハンドグリームをとって、レンズ(カビ)に直接塗りこみます、

馴染ませてから先ほどの専用のティッシュ&クリーナーで

拭き上げていきます。これだけでOKです!

僕も毎日やっていたら出来ましたので、

皆さんも慣れると十分できるようになりますよ!

また、デジタルの一眼レフなどは、CCDに埃を寄せつけてしまいますので、

ブロアーなどは使わないで下さい。埃が中に入り込んでしまいます。

ピンセットに先ほどのティッシュを巻きつけたもので、

中を拭きあげます。(小さな埃などを1つずつとっていきます)。

教室なども行なわれているそうですね?

5人以上からであれば出張教室を行なっています。

時間は1時間半ぐらいです。

カメラの初心者講習などもありますので、ぜひご連絡下さい。

笹井マサフミ さんのHPはこちらです → http://ssiartfactory.com/

チェーンソーアート「木遊館」

今日は、「チェーンソーアート」を紹介しました。

ご出演は、「道の駅 かほく 小栗郷」の「堤幸治」さんです。

木遊館では様々な体験が出来るそうですね?

基本的に木工体験です。他に食育的な体験(たけのこ堀、イチゴ狩り、

そうめん流し、栗拾い)などもやります。

木工体験は、小さいお子様ではペンダント作り、えんぴつ立などの

可愛いものを。小中学生には、イスや巣箱、本棚などがあります。

大人の体験としましては、オリジナルテーブル作りや

家具作りなどがあります。

そんな中「チェーンソーアート」の体験が出来るそうですが、

具体的に教えて下さい。

実はチェーンソーアートは「世界一危険なアート」と呼ばれています。

そこで、チェーンソーアート教室を開催しています。

保険料・体験料・インストラクター料 基本料金 1700円+丸太料

(約1回あたり4000円かかります)

道具、安全用具・チェーンソーは基本的に自前でお願いします。

安全講習会からスタートします。

作品作りは簡単なものから始めます。

作りたいものを作って下さい。

チェーンソーアートの大会もあるそうですね?

1月16日に雪で中止になったんですが、

1月30日の練習会で生徒さんと話し合い次の日時を決める予定です。

大会の内容は、3時間のうちに与えられた丸太で好きなものを作る

というもので、審査は会場にお越しのお客様に投票してもらい

入賞者を決める形式で行います。

木遊館では木に触れたり、水と過ごすなど、様々な提案を行なっていますが、

どういった効果があるのでしょうか?

まず木遊館に入られると、その木の香りに感動されます。

また、自分の力で作ることで、木に愛着がもてて、

あらためて木の温もりを感じるという感想を聞きます。

また、本格的なテーブルや家具など体験料の価格でできるところは

他にないとよく言われます。

今後の催事・教室などの予定を教えて下さい。

チェーンソーアート教室 1/30、2/13、2/27、3/6、3/20、4/3、4/17

⇒その後も定期的に行なっています。

また、4月は、たけの子堀り 5月宝探しゲーム ・ イチゴ狩り

6月 お茶摘み・手もみ茶作り 7月~8月 そうめん流し

9月~10月 栗ひろい体験 10月かずらあみ(かご作り)栗団子作り

11月クリスマスツリー作りスタート 12月クリスマスツリー作り・ミニ門松作り

お問い合わせ先を教えて下さい。

「道の駅 かほく 小栗郷」  ℡ 0968-32-2150

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